Episode-003:⚔ 月は軍事化するのか?[アルテミス計画概要]
⚔ 月は軍事化するのか?
結論から言うと――
「全面的な武装基地」になる可能性は低いが、
“軍事的に重要なインフラ”になる可能性は高いです。
① 法律上はどうなっている?
1967年の 宇宙条約(Outer Space Treaty) では:
- 月や天体への大量破壊兵器の配備は禁止
- 軍事基地の設置は禁止
- 平和利用が原則
主導国は当時の米ソ(現在の米露・中国も加盟)。
つまり、公式には軍事化はNG。
② ではなぜ懸念されるのか?
理由は「グレーゾーン」です。
条約は禁止しているのは:
❌ 核兵器
❌ 軍事基地
しかし禁止されていないもの:
✔ 軍民両用(デュアルユース)設備
✔ 通信・監視インフラ
✔ ナビゲーション補助装置
③ 実際に関与する組織
米国側:
- NASA(民間主導)
- アメリカ宇宙軍(軍部門)
中国側:
- 中国人民解放軍
- 中国国家航天局
中国は軍と宇宙開発の距離が近い構造です。
④ 軍事化すると何が起きる?
1️⃣ 監視優位
月面から地球全体を直接攻撃する現実性は低いですが、
通信・早期警戒・衛星運用支援で有利になります。
2️⃣ 宇宙交通の支配
月周回拠点(例:ゲートウェイ)を押さえることで
宇宙物流の「関所」的役割を持てる。
3️⃣ 軍拡競争
冷戦時代のアポロ計画の再来。
競争が加速し、宇宙軍拡が進む。
⑤ 現実的シナリオ(2026年視点)
| シナリオ | 可能性 |
|---|---|
| 明確な武装基地化 | 低い |
| デュアルユース化 | 高い |
| 米中が相互抑止 | 高い |
| 国際的な軍縮枠組み成立 | 低い |
月は「戦場」よりも
**“宇宙インフラの戦略拠点”**になる可能性が高い。
🇯🇵 日本への意味(50代視点で現実的に)
日本はJAXAを通じ米国側に参加。
もし宇宙が軍事的意味を強めれば:
- 技術依存の固定化
- 宇宙安全保障への関与拡大
- 防衛費議論の加速
宇宙は「遠い話」ではなく、
10〜20年スパンで安全保障の核心になる可能性があります。
🔮 本質
月は直接の戦場になるよりも、
“宇宙のインフラを誰が握るか”という静かな覇権争い
になる可能性が高い。
さらに深掘りしますか?
- 🚀 実際に月から地球を攻撃できるのか?
- 🇯🇵 日本は宇宙軍を持つ可能性は?
- 💰 軍事化で一番得をするのは誰か?
どこまで踏み込みますか?
