
日本のメガソーラー(大規模太陽光発電)の進捗は、ここ数年で拡大 → 停滞 → 選別の時代へと変化しています。ポイントだけ整理します。
■ 現在の全体状況
日本は、太陽光発電の導入量で世界トップクラスであり、政策を主導してきたのは
経済産業省 です。
- 累積導入量:約80〜90GW規模
- うちメガソーラー(1MW以上):かなりの割合を占める
- 特に地方(九州・北海道)に集中
■ フェーズの変化
① 急拡大期(2012〜2018)
- FIT(固定価格買取制度)により爆発的増加
- 企業・外資が大量参入
- 山林開発型のメガソーラーが急増
② 調整期(2019〜2022)
- 買取価格の低下(利回り悪化)
- 送電網の制約(特に九州)
- 地元反対の増加(景観・災害リスク)
👉 この時期から「どこでも作れる時代」は終了
③ 選別・成熟期(2023〜現在)
現在はここです
特徴:
- 新規メガソーラーは減少
- 既存案件の運用・再編が中心
- 大規模より「分散型」にシフト
■ 最新トレンド(重要)
① メガ→分散へ
- 屋根置き太陽光(工場・物流倉庫)
- 自家消費型(電気代削減目的)
② 蓄電池とのセット化
- 太陽光+蓄電池で収益改善
- 出力制御対策(九州で顕著)
③ 再エネの「質」が重視
- ESG投資
- 環境破壊型メガソーラーは敬遠
④ 廃棄・再利用問題が浮上
- 2030年代に大量廃棄問題
- リサイクル政策が進行中
■ 代表的な拠点・流れ
例えば復興と連動した大型プロジェクトでは
福島再生可能エネルギー研究所 などが象徴的です。
■ 結論(かなり重要)
メガソーラーはもう
👉 「作れば儲かる時代」ではない
👉 「立地・運用・電力需給で勝つ時代」
に完全移行しています。
もしよければ
「今後10年でメガソーラーは儲かるのか」
「日本の再エネの本命(太陽光 vs 水素 vs 原発)」
あたりもかなり面白いので、そこも深掘りできます。