別班

確認日:2026年8月10日
「別班」の基本情報
「別班」(正式には陸上幕僚監部運用支援・情報部別班)は、陸上幕僚監部運用支援・情報部に存在する秘密部隊として2013年に報道され、その後国会答弁にも登場した組織です。過去の報道では陸上自衛隊を管理する防衛省陸上幕僚監部(陸幕)に所属し、ヒューミントなどの諜報任務を行うとされています。
政府の立場:政府は「陸上幕僚監部運用支援・情報部別班」なる組織はこれまで自衛隊に存在したことはなく、現在も存在していない、と国会答弁書(第185回国会答弁書第七七号)で回答しています。つまり公式には存在自体が否定されています。(信頼度:80%/出典=衆議院質問主意書・答弁書という一次資料あり)
出典:
- 衆議院「陸上幕僚監部運用支援・情報部別班(別班)に関する質問主意書」
- pixiv百科事典(答弁書引用あり)
関連する最新動向(2026年7~8月)※別班とは別組織
「別班」そのものではありませんが、近縁する話題として、**陸上自衛隊中央情報隊「現地情報隊」(朝霞駐屯地)**による国内情報収集問題が今夏大きく報じられています。
- 現地情報隊が日本人の大学教授やNPO法人代表ら市民を対象に「愛国心」「対自衛隊感情」といった思想信条の情報を組織的に収集していたとされ、集められた情報は数千人分に上る可能性がある(熊本日日新聞、2026年7月22日)
- 調査項目には性的嗜好や異性関係、身体的特徴といった私的情報も含まれ、本人同意なく収集され、公文書扱いもされていない(同紙、7月24日)
- 隊員が身分を隠して対象者に接触する活動(ヒューミント)が部隊内で承認されていたとみられ、身分開示の程度を4段階に分けた独自運用があった(同紙、7月24日)
- 防衛省は7月28日の記者会見で「身分を偽って情報収集を行ったとの事実は確認されておらず」、報道の前提文書についても「出所や真正性を確認できていない」と回答を控えている
(信頼度:報道内容自体=70%〈熊本日日新聞の独自取材・複数回連載だが、防衛省は未確認と回答〉/防衛省の公式反応=95%〈防衛省公式サイト記者会見録に基づく一次資料〉)
まとめと注意点
- 「別班」=陸自の海外HUMINT部隊とされる組織(政府は存在自体を否定、2013年報道が起点)
- 「現地情報隊」=中央情報隊傘下で本来海外任務のはずが、国内の市民監視をしていた疑惑(2026年7月に発覚、係争中)
- 両者は別組織ですが、「非公然の自衛隊情報活動」「文民統制からの逸脱疑惑」という文脈で語られることが多く、混同されがちです。防衛省は現地情報隊の疑惑についても事実関係を認めておらず、現時点では未確定情報です。
どちらの組織についてより深く知りたいか(別班の歴史的経緯/現地情報隊問題の今後の国会審議動向など)指定いただければ追加調査します。

