Gmailでこのアカウントを委任することが出来ますと記載がある。これは何が出来ると言う事?

要約
Gmailの「メールアクセスの委任(代理人機能)」とは、自分のGoogleアカウントのパスワードを教えることなく、信頼できる他のユーザー(家族やアシスタント、同僚など)にあなたのGmailアカウントへのアクセス権限を与え、代わりにメールの閲覧・送信・削除などの管理を行ってもらう機能です。
できること(代理人に許可される操作)
委任された代理人は、自身のGoogleアカウントにログインした状態でアカウントを切り替え、以下の操作を行うことができます。
- メールの送信・返信
- あなたの代わりにメールを作成して送信できます。
- 送信されたメールには、送信者として「あなたの名前(代理人の名前 による代理送信)」といった形式で表示されます。
- メールの閲覧と検索
- 受信トレイや過去のメールを閲覧・検索できます。
- メールの削除・整理
- メールの削除、ラベル付け、アーカイブなどの整理作業ができます。
- 連絡先の管理
- あなたのアカウントに紐づく連絡先(Google コンタクト)の閲覧や編集ができます。
できないこと(保護される操作・権限の制限)
セキュリティを確保するため、代理人であっても以下の操作はできません。
- パスワードやセキュリティ設定の変更
- あなたのアカウントのパスワード変更や2段階認証の設定変更などはできません。
- Google Playやその他のGoogleサービスへのアクセス
- Google Drive、Google フォト、Google Payなどの他サービスを操作することはできません(Gmailとコンタクトのみに限定されます)。
- アカウント設定の変更
- アカウントの基本情報の変更やアカウント自体の削除はできません。
- Google Chat(旧Hangouts)の利用
- あなたのアカウントとしてチャットを行うことはできません。
主な活用シーン
- ビジネス・業務: 上司のメール対応を秘書やアシスタントが代行する場合や、チームで共有メールアドレス(問い合わせ窓口など)を管理する場合。
- プライベート・家庭: 家族間での共通のやりとり(学校連絡や旅行の問い合わせなど)をサポートしてもらう場合。
この状態でアカウントを削除は可能?
要約
委任された「代理人」の立場からは、そのアカウント自体を削除することはできません。ただし、「アカウント所有者(本人)」であれば、委任設定をしている状態であっても通常通りアカウントを削除できます。
1. 代理人(アクセス権限限をもらった人)の場合
- アカウントの削除は不可能です。
- 代理人に与えられるのは「メールの閲覧・送信・整理」などの限られた権限のみです。アカウントの削除やパスワード変更といった根本的なセキュリティ操作・管理操作を行う権限はありません。
2. アカウント所有者(本人)の場合
- アカウントの削除は可能です。
- 他の人にメールの委任設定(アクセス権の共有)をしている状態であっても、所有者本人はGoogleアカウント管理画面(「データとプライバシー」など)からいつでもアカウントを削除できます。
- 本人がアカウントを削除すると、代理人に与えていたアクセス権限も自動的にすべて消滅します。

