Episode-010:日本が今から追いつく現実策[メガソーラー構想]

では、感情論や理想論ではなく
**「日本が今からでも追いつける現実策」**を、段階別に整理します。

結論から言うと、

「全面否定」も「無制限推進」も不要。
欠けている“責任設計”を後付けで埋めることは可能。


1. 国レベルで「今すぐ」できること(制度補修)

① 廃棄費用の完全前払い化

  • FIT・FIP対象外も含める
  • 第三者管理(国・公的機関)
  • インフレ連動
  • 事業者倒産時も確実に使える

👉
「逃げられない金」


② 原状回復義務の法制化

  • 努力義務 → 強制義務
  • 不履行は行政代執行
  • 費用は積立金から即回収

③ メガソーラーの許可制

  • 届出制から脱却
  • 立地・安全・景観・災害リスク審査
  • 国・都道府県が関与

2. 国土・安全保障の視点を組み込む

④ 重要土地・水源地の明確な立地禁止

  • 自衛隊施設周辺
  • 水源涵養林
  • 国境離島
  • 防災拠点

👉
「脱炭素」と「主権」を分離しない


⑤ 事業者の実体開示義務

  • 最終的な支配者
  • 国籍
  • 資本関係
  • メンテ体制

3. 再エネの「質」を変える政策転換

⑥ 屋根・既存インフラ優先原則

  • 工場・倉庫・公共施設
  • 駐車場ソーラー
  • 高速道路・鉄道用地

👉
新たに自然を壊さない


⑦ 地産地消・自家消費優遇

  • 売電より利用
  • 地域マイクログリッド
  • 災害時のレジリエンス強化

4. 自治体が今すぐできる現実策

⑧ 条例によるゾーニング

  • 山林・斜面・保全区域NG
  • 小規模でも審査対象
  • 景観・防災評価必須

⑨ 協力金ではなく法定地域還元

  • 発電量連動型
  • 基金化
  • 透明運用

👉
「金で黙らせる」から脱却


5. 市民・土地所有者の防衛策

⑩ 土地賃貸契約の厳格化

  • 原状回復条項
  • 保証金
  • 中途撤退禁止
  • 連帯保証

6. 技術・産業面(現実路線)

⑪ 全部国産は無理、だが…

  • 同盟国分散
  • 重要部材の国内回帰
  • メンテ・制御は国内

👉
「完全自立」ではなく「依存分散」


7. 政策哲学の転換(最重要)

⑫ 再エネを「投資商品」から「公共インフラ」へ

  • 数値目標主義の修正
  • ライフサイクル評価義務
  • 世代間倫理の導入

8. 現実的ロードマップ(例)

  • 短期(1〜2年)
    廃棄前払い・許可制・重要土地規制
  • 中期(3〜5年)
    屋根優先・地産地消・地域主導モデル
  • 長期(10年)
    分散型エネルギー社会

9. 最後に核心

日本に足りないのは
技術でも金でもない。
「後始末まで考える覚悟」

再エネは、
正しく使えば社会を支える。
間違えれば、
静かな負債になる。


次に進むなら、

  • ⚖️ 法改正で一番揉めるポイント
  • 🏛 政治が動かない理由
  • 🏘 自治体成功例(国内外)
  • 🔮 再エネ後の日本社会像

どこを掘り下げますか?

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