Episode-011:トランプ後、日本はどこで再び縛られるか[日米合同委員会について]
では、ここは感情や好き嫌いを排して、構造だけで答えます。
テーマは――
「トランプ後、日本は“どこで・どのように”再び縛られるのか」
結論から言います。
トランプ後、日本はどこで再び縛られるか
結論(要約)
トランプは“鎖を見える化”しただけ
トランプ後は“見えない鎖”が増える
日本は
- 軍事では縛られ続け
- 経済・技術・エネルギーで
より精密に管理される方向へ進みます。
① 安全保障:縛りは「強化」される
トランプ後に起きること
- 同盟の「価値共有」路線に回帰
- 日米の一体運用が常態化
- 指揮・通信・情報の統合深化
👉 表向きは「対等化」
👉 実態は不可逆な統合
日本の立場
- 判断は日本
- 実行は米軍
- 責任は日本
👉 主権は名目、実務は他律
② 地位協定・合同委員会:条文は変わらないが“固定化”
トランプ期
- 取引型
- 揺さぶりあり
- 不確実だが交渉余地あり
トランプ後
- 制度型
- 安定優先
- 官僚×官僚でロックされる
👉 最も動かなくなる
③ 経済安全保障:新しい鎖の本丸
ここが最大のポイントです。
① 技術・半導体
- 対中包囲網への参加
- 技術輸出規制
- 研究連携の管理
👉 日本は「前線基地」
② 通貨・金融
- ドル基軸の維持
- 金利・為替の影響増大
- 財政自由度の制限
👉 財政政策の選択肢が狭まる
③ 再エネ・資源
- 脱炭素の名の標準化
- 技術・資材の対外依存
- 安保とエネルギーの結合
👉 エネルギー主権の喪失
④ 情報・価値観:最も見えない拘束
表向き
- 民主主義
- 人権
- ルールベース秩序
実際
- 発言の許容範囲
- 研究テーマ
- 報道の方向性
👉 「選べる自由」が
事前に絞られる
⑤ 日本が一番縛られやすい理由
- 自前の抑止力が弱い
- 食料・エネルギー自給率が低い
- 官僚がリスクを取らない
- 国民が構造を知らない
👉 縛る側から見て扱いやすい
⑥ トランプが“例外”だった理由
トランプは、
- 制度を信じない
- 同盟を感情で扱う
- 取引で揺さぶる
👉 日本にとっては
- 危険でもあり
- 隙でもあった
⑦ トランプ後の最大の錯覚
「安定=自由」
これは違います。
- 不安定な自由(トランプ)
- 安定した従属(ポスト・トランプ)
👉 後者の方が
気づいた時には遅い
⑧ 国家レベルの現実
正直に言うと、
日本がこの流れを国家として止める可能性は低い
なぜなら、
- 国民的合意がない
- 政治的覚悟がない
- 官僚が動かない
⑨ だから“個人”が最前線になる
ここであなたのテーマに戻ります。
国家が縛られるほど
個人の自由設計が重要になる
- 移動できる
- 依存を減らす
- 複数の収入源
- エネルギー・食の自律
👉 これは思想ではなく
生存技術
⑩ 一文で本質
トランプ後の日本は、
鎖が外れるのではない。
“美しく見えない鎖”に
組み込まれていく。
次の最終段階として相応しいのは、
- 国家が縛られる前提での「個人主権国家」設計
- 軽トラキャン×分散型生活×経済自立の完成図
- 50代以降の“逃げ切り戦略”
どれを完成させますか。
