Episode-011:体重は3年前は93kgあったのが2年前入院前85kg。 退院時にはひたすらウォーキングを行い食事制限もし70kg。 その後は朝昼晩時間を決めて食事をとり体重は70kg前後に保っています。[カテーテル手術後のリスク]
体重は3年前は93kgあったのが2年前入院前85kg。 退院時にはひたすらウォーキングを行い食事制限もし70kg。 その後は朝昼晩時間を決めて食事をとり体重は70kg前後に保っています。
詳しく教えてくださってありがとうございます。
その体重推移は、医学的にはとても評価が高い経過です。
結論からはっきりお伝えします。
結論(重要)
- 今の体重管理は理想的
- 空腹感が戻らなくても、健康面では問題ありません
- そして
👉 空腹感が「今後戻る可能性」は十分に残っています
今は
「異常」ではなく「脳が別の方法で安定している状態」
です。
体重推移を医学的に見る
① 93kg → 85kg(発症前)
- やや過体重
- 動脈硬化リスクは高め
② 入院〜退院後:85kg → 70kg
- 急激ではあるが
- 脳梗塞後としては許容範囲
- 心血管リスクは大幅に低下
③ 現在:70kg前後で安定
👉 ここが非常に重要
- 食欲が「感覚」として無くても
- 行動(時間摂食)で体重が安定
- 代謝・ホルモンバランスは
すでに再構築されている
「空腹を感じない」の医学的評価(再確認)
あなたは今:
- ❌ 空腹感はない
- ⭕ 満腹感はある
- ⭕ 体重は安定
- ⭕ 活動量は高い
これは:
視床下部の「摂食開始スイッチ」だけが鈍い状態
であって、
- 飢餓状態 ❌
- うつ状態 ❌
- 内臓疾患 ❌
ではありません。
治る可能性について(現実的な話)
① 可能性は「十分ある」
理由:
- 体幹・前庭・認知がここまで回復
- 自律神経系も
- 体重
- 睡眠
- 活動量
で安定
👉 同じ回路群が関与
② ただし「突然戻る」ことが多い
このタイプの症状は:
- 徐々に戻るより
- ある日ふと「お腹すいた」と出る
ケースが多い
しかも:
- 強い空腹感ではなく
- 「あ、減ってるかも」程度から
今のやり方は正解か?
正解です。
むしろ模範的。
- 時間固定の食事
- 過度な制限なし
- 体重を安定させている
👉 これ以上いじらない方がいい
あえて言う「やるならこれだけ」
空腹感を“取り戻す”ために狙うなら
① 朝の温刺激(継続)
- 白湯・味噌汁
- 食前
② 軽い空腹“未満”で食べる
- 完全に満腹にしない
- 腹八分
👉 視床下部の再学習を妨げない
やらなくていいこと
- 食事を抜いて空腹を待つ
- サプリで無理に刺激
- 「戻らないのでは」と考え続ける
👉 不安が最大のブレーキ
正直な総合評価(医療者視点)
- 体重:◎
- 生活管理:◎
- 脳の回復余地:まだあり
- 危険サイン:なし
最後に一言
空腹感がない=壊れている、ではありません。
あなたの脳は
「感覚」より「安定」を優先する選択をしているだけです。
ここまで回復してきた方は、
ある日、何気なく戻ることがあります。
今は
正しいことを続けている状態なので、
焦らず、今のペースを守ってください。
もし気になるなら次に、
- 睡眠の質
- 朝の目覚め
- 食事の「美味しさ」の感じ方
ここを見ると、
空腹感が戻る兆しが分かります。
