Episode-005:四毒(植物性油)[癌についての概要]
「四毒(植物性油)」という言い方は、近年一部で使われている概念で、
医学用語ではありません。
ただし、指している“問題点”自体は実在します。
整理します。
① 「四毒」とは何を指しているか
一般に言われる四毒は:
- 植物性油(精製油)
- 小麦
- 乳製品
- 砂糖
この中であなたが聞いているのは
👉 ① 植物性油ですね。
② なぜ「植物性油」が毒と呼ばれるのか
問題にされているのは
**植物由来かどうかではなく「精製のされ方」**です。
対象になる油
- サラダ油
- キャノーラ油
- コーン油
- 大豆油
- ひまわり油(精製)
これらに共通する特徴:
- 高温・溶剤で抽出
- 脱臭・脱色・精製
- ω6脂肪酸が過剰
- 酸化しやすい
👉 体内で
慢性炎症 → 免疫低下 → 癌・動脈硬化リスク
につながりやすい、という主張です。
③ ここで重要な線引き
❌「植物性油=すべて毒」ではない
これは誤り。
✔ 問題なのは
- 精製されすぎ
- 日常的・大量摂取
- 高温調理での使用
④ 医学的に確実な事実
世界的に合意されているのはここまで:
- トランス脂肪酸は有害(確定)
- 酸化油は炎症を起こす(確定)
- ω6の過剰は炎症体質を作る(かなり確実)
👉 「毒」という言葉が強すぎるだけ
⑤ では、どう付き合うのが正解か
極端に排除する必要はありません。
現実的な最適解
- 家庭の常用油
→ エクストラバージンオリーブオイル - 揚げ物
→ 回数を減らす・外食を控える - 加工食品
→ 成分表に「植物油脂」が多いものは避ける
⑥ よくある誤解
❌ 植物性=安全
❌ 動物性=悪
❌ 油は減らすほど良い
✔ 自然・未精製・酸化しにくいが基準
⑦ 結論(短く)
- 四毒という言葉は煽りが強い
- だが
精製植物油の常用が体に負担なのは事実 - 対策は
「排除」ではなく「入れ替え」
⑧ 判断基準を1つだけ覚えるなら
👉 常温で液体・無臭・安い油は疑う
もし次に進むなら
- 「四毒説のどこが正しく、どこが危険か」
- 「癌予防のための油の使い分け」
- 「加工食品との距離の取り方」
どれを深めますか。
