Episode-006:「四毒説のどこが正しく、どこが危険か[癌についての概要]
いいテーマです。
**「四毒説」**は、当たっている部分と、人を壊しかねない危うさが同居しています。
感情や信仰ではなく、使えるところだけ使う視点で整理します。
① 四毒説の「正しい部分」(事実に近い)
① 加工・精製食品が増えすぎた
これは完全に正しい。
- 精製植物油
- 砂糖
- 白い小麦
- 超加工食品
👉 炎症・血糖乱高下・腸内環境悪化
👉 癌・糖尿病・心血管疾患リスク上昇
② 精製植物油の「摂りすぎ」は体に負担
これも正しい。
- ω6脂肪酸過剰
- 酸化しやすい
- 高温調理で有害物質増加
👉 量と使い方が問題
③ 砂糖の過剰は確実に有害
- 肥満
- 炎症
- 免疫低下
👉 これは世界的に合意。
④ 現代人は「食べすぎ・選びすぎ」
胃腸・肝臓・膵臓が休めていない。
これも事実。
② 四毒説の「危険な部分」(注意点)
① 「全部やめれば治る」という誤解
❌ 科学的根拠なし
❌ 医療否定に傾きやすい
👉 生活改善は予防と補助まで
② 恐怖で縛る言い方
- 「毒」
- 「食べたら終わり」
- 「家族が病む」
👉 不安は
ストレス → 免疫低下を招く
(本末転倒)
③ 個人差・量・背景を無視
- 体質
- 年齢
- 活動量
- 既往歴
👉 一律禁止は危険。
④ 栄養不足に陥りやすい
- 脂質不足 → ホルモン低下
- 炭水化物極端制限 → 筋肉減少
- 社会的孤立
👉 特に50代以降は逆効果。
③ 医学的に「線を引く」とここ
このラインまでは安全に使える
| 項目 | 判断 |
|---|---|
| 精製植物油 | 常用しない |
| 揚げ物 | 週1以下 |
| 砂糖 | 嗜好品 |
| 小麦 | 主食にしない |
| 乳製品 | 体質次第 |
👉 「ゼロ」ではなく「主役にしない」
④ 四毒説を“道具”として使う方法
信じない。
参考にする。
- 冷蔵庫の油を見直す
- 加工食品を減らす
- 自炊を増やす
これだけで目的は8割達成。
⑤ 50代以降の最適解(重要)
- 厳格ルール → 続かない
- ゆるい原則 → 続く
👉 続く人が、勝つ
⑥ 一文でまとめるなら
四毒説は
「食生活を立て直すきっかけ」にはなるが、
人生の教義にすると危険
⑦ 最後に大事な視点
癌予防は
- 食事 3割
- 睡眠・ストレス 5割
- 運・偶然 2割
食事だけに人生を賭けない。
次に進むなら
- 「50代のための現実的・癌予防食テンプレ」
- 「医療と自然療法の安全な併用ライン」
- 「不安に支配されない健康情報の見分け方」
どれにしますか。
