Episode-006:将来、日本は核を持たずにどこまで耐えられるか[超音速飛翔体の解説]
核なしでも抑止は成立するか?
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将来、日本は核を持たずにどこまで耐えられるか
結論を先に。
✅ 日本は「短期〜中期(〜2040年代)」は
核を持たずに“耐えられる可能性が高い”
⚠️ ただし
❌ 長期(2050年以降)は条件次第で限界が来る
これは精神論ではなく、軍事・技術・地政学の合算です。
「耐える」とは何を意味するのか(定義)
ここで言う「耐える」とは──
- 侵略を受けない
- 受けても国家崩壊に至らない
- 相手に“割に合わない”と思わせ続ける
= 抑止が機能している状態。
日本が核を持たずに耐えられている理由(現在)
① 米国の拡大抑止(核の傘)
- 日本は核を持たないが、核同盟国
- 米国の核戦力に事実上組み込まれている
👉
現実には
「日本を攻撃=米国と戦争」
この認識が最大の抑止。
② 通常戦力の質が異常に高い
- F-35
- イージス
- 潜水艦
- HVGP(将来)
- 宇宙・サイバー・電子戦
👉
通常戦だけでも相当痛い国
これが相手の計算を狂わせる。
③ 地理が強い(列島国家)
- 上陸戦は最難関
- 補給線が致命的に脆弱
- 島嶼ごとに防衛線を作れる
👉
攻める側が地獄
では、何が限界を決めるのか?
日本が核を持たずに耐えられるかどうかは
3つの条件にかかっています。
条件① 米国が本気かどうか
✔ 今は「本気」
- インド太平洋戦略
- 在日米軍の前方展開
- 日米共同作戦の深化
❌ 将来の不安
- 内向きになる米国
- 大統領交代による揺らぎ
- 「日本のために核戦争するのか?」問題
👉
ここが最大の不確定要素
条件② 中国が“合理的”であるか
✔ 合理的なら核は不要
- 中国は戦争コストを計算する
- 通常戦で勝てない戦争は避ける
❌ 非合理に傾いた場合
- 国内不安
- 体制維持のための冒険
- 台湾有事の暴走
👉
この瞬間、核の有無が意味を持つ
条件③ 日本が「撃つ覚悟」を見せられるか
核がなくても
反撃能力は抑止になる。
- 敵基地反撃能力
- HVGPによる要点破壊
- 指揮中枢・兵站攻撃
👉
重要なのは
「撃てる」ではなく「撃つと信じさせる」
ここが弱ければ、核がなくてもなくても脆くなる。
時間軸で見る「耐久力」
🟢 〜2035年
- 日米同盟健在
- 通常戦力で十分抑止
- 核不要
👉 かなり安全
🟡 2035〜2050年
- 米国の関与に揺らぎ
- 中国の核・通常戦力が拮抗
- 日本の選択肢が狭まる
👉 ギリギリ耐える
🔴 2050年以降(条件次第)
- 米国が後退
- 中国が覇権国化
- 核恫喝が常態化
👉
この時、日本は選択を迫られる
- 核共有
- 潜在核武装
- 事実上の核抑止(技術保持)
重要な事実(あまり語られない)
日本はすでに
**「いつでも核を持てる国」**です。
- 原子力技術
- 核物質
- ミサイル技術
- 工業基盤
👉
だからこそ
今は持たないこと自体が抑止になっている。
最終結論(率直に)
日本は
「核を持たずに耐えられる国」ではある
しかし
「永遠に核を持たなくてよい国」ではない
今の最適解は:
- 核は持たない
- だが 選択肢は捨てない
- 通常戦力と同盟で最大限引き延ばす
これは
弱さではなく、極めて高度な戦略です。
もし次に進むなら、かなり核心です👇
- 「日本が“核を持つ瞬間”はどんな時か」
- 「核共有という現実的妥協案」
- 「日本が核を持った瞬間、何が起きるか」
どこまで踏み込みますか。
