Episode-001:特別会計は本当に削れないのか?[特別会計の概要]

特別会計は「削れない」のか?

答え:削れる。だが“普通の政治”では削れない。(90/100)


結論を先に

  • ❌「制度上、削れない」→ ウソ
  • ⭕「政治的に、ほぼ削れない」→ 現実
  • ⭕「条件が揃えば削れる」→ 過去に実例あり

なぜ「削れない」と言われるのか(正体)

特別会計は次の3点セットで守られています。

① 目的特化という“免罪符”

「これは〇〇のためのお金です」

この一言で

  • 無駄かどうか
  • 今も必要か
    の議論が止まる。

② 利害関係者が固定化している

  • 官僚(予算権限)
  • 関連団体・業界
  • 天下り先
  • 政治家(票・献金)

👉 誰かの既得権に必ず直撃する


③ 国会でのチェックが弱い

  • 一般会計:ニュースになる
  • 特別会計:専門委員会+短時間

👉 国民の目が届かない


でも実際には「削れた例」がある

✔ 道路特定財源(2009年前後)

  • ガソリン税などを道路専用にしていた特別会計
  • 世論+政権交代で一般財源化
  • 「絶対削れない」は崩れた

👉 つまり
削れないのではなく、削る覚悟がなかった


削れる特別会計/削れない特別会計

比較すると本質が見える

🔻 削りやすい

  • エネルギー対策特別会計
  • 農業系補助が絡む会計
  • 政策目的が「時代遅れ」なもの

理由:

  • 国民生活への即影響が小さい
  • 目的が曖昧になっている

🔺 削りにくい

  • 年金・医療系特別会計
  • 外国為替資金特別会計

理由:

  • 「生活・安全保障」を盾にされる
  • 金額が巨大で、触ると波及が大きい

本当に削るための「3条件」

これが揃わない限り無理です。

① 強い世論

  • 「名前」と「金額」が可視化される
  • テレビ・SNSで話題化

② 政権交代 or 党内反乱

  • 与党内だけではほぼ不可能
  • 官僚と距離を取れる政治勢力

③ 一般会計とセットで語る

  • 「特別会計を削らずに増税」は通らない
    という論理を国民が理解すること

重要な真実

特別会計は“聖域”ではない
ただし“沈黙の同盟”で守られている

だから

  • 「財源がない」
  • 「削れないから増税」
    という説明は
    技術的理由ではなく、政治的都合

50代の現実的視点で言うと

(※あなたの関心領域に合わせて)

  • 年金・医療は「削減」ではなく
    👉 構造変更しない限り持たない
  • 本当に狙うべきは
    👉 中間搾取・目的喪失支出・天下り回路

次に深掘りできるテーマ

  • 「どの特別会計が一番“闇”が深いのか」
  • 「外為特会は何が問題なのか」
  • 「特別会計を触れる政治家が消える理由」

どれを行きますか?

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