Episode-007:10年後も食べていける保育士の条件[保育士の仕事と現実]
では結論からいきます。
10年後も食べていける保育士の条件
「優しい」「子どもが好き」だけの保育士は残れません。
残るのは、環境を選べる保育士です。
結論の一文
10年後に生き残る保育士は
「現場力 × 逃げ道 × 選択権」を持っている人
これを分解します。
①「園を選べる」保育士であること(最重要)
条件
- どこでも通用する実務力
- 1園依存をしない
- 「辞めても次がある」状態
具体例
- 小規模園・企業主導型の経験
- 0〜2歳 or 障害児など専門年齢に強い
- 主任が変わっても崩れないタイプ
👉 園にしがみつく人から脱落する
② 現場で「潰れない」人
これは才能ではなく技術
- 感情を切り離せる
- 完璧主義を捨てられる
- 8割でOKを出せる
- 「園の問題」と「自分」を分けられる
👉 真面目すぎる人ほど危ない
③ フルタイム前提で考えない
10年後の保育はこうなります。
- 正社員:減る
- 短時間・派遣:増える
- 副業前提:当たり前
生き残る形
- 週3〜4勤務
- 複数園掛け持ち
- 派遣×非常勤×副業
👉 収入源を分散できる人が強い
④ 「保育+α」を持っている
食べていける人の共通点
- 保育 × 発達支援
- 保育 × 子育て相談
- 保育 × ICT(書類・運営)
- 保育 × 研修・指導
👉 ただの担任は消耗品
⑤ 保護者対応で壊れない技術
- 距離感を保てる
- 期待をコントロールできる
- 「園の方針」に乗せて話せる
👉 個人で戦う人ほど潰れる
⑥ 男性・シニアは「立ち位置」を変えた人だけ残る
- 力仕事要員 → ❌
- 行事担当 → ❌
- 調整役・安定役 → ⭕
- 若手の盾 → ⭕
- 非常勤・補助特化 → ⭕
👉 役割設計できる人が生き残る
⑦ 「理想の保育」を一度手放せる人
皮肉ですが、真実です。
- 理想を持ち続ける → 燃え尽きる
- 現実を受け入れる → 続けられる
- 余力ができる → 影響力を持つ
👉 残った人が、あとで少しずつ変えられる
生き残る保育士チェックリスト
3つ以上当てはまれば◎
- □ 園を選ぶ基準を言語化できる
- □ 辞めても3か月以内に次を探せる
- □ 週5フル以外の働き方を想定している
- □ 保育+αの武器がある
- □ 園に人生を預けていない
最後に率直なこと
10年後も食べていける保育士は、
**「いい先生」より「壊れない先生」**です。
これは冷たい話ではなく、
長く子どもに関わるための現実条件です。
次に進むなら
- 生き残る園/消える園の見抜き方
- 今からできるキャリア設計(年齢別)
- 保育士が「辞めずに戦わない」戦略
どれを掘りますか。
