Episode-002:重要土地等調査法との決定的な違い[外国人土地法解説]

外国人土地法と重要土地等調査法の決定的な違い

一言で言うと
👉 外国人土地法=「止められる法律」
👉 重要土地等調査法=「見るだけの法律」
です。


① 法律の“性格”が正反対

項目外国人土地法重要土地等調査法
目的国防のために排除できる安保上の把握・監視
立ち位置主権行使行政調査
外交摩擦非常に大きいほぼゼロ
官僚リスク極大極小

👉 前者は「実力行使」後者は「報告書」


② いちばん重要な違い:「止められるか?」

外国人土地法

  • 取得制限
  • 使用制限
  • 処分命令(最悪、手放させる)

👉 強制力あり


重要土地等調査法

  • 調査
  • 勧告
  • 公表(限定的)

👉 禁止権限なし


③ 対象の違い(誰に効くか)

外国人土地法

  • 外国人・外国法人が対象
  • 相互主義あり

重要土地等調査法

  • 日本人も対象
  • 外国人も対象
    👉 誰でも対象=差別にならない

※だから成立した


④ 発動条件の違い(政治的ハードル)

外国人土地法

  • 「国防上必要」
  • 完全に政治判断
  • 首相責任

👉 政権が吹き飛ぶリスク


重要土地等調査法

  • 区域指定
  • 事務的判断
  • 官僚主導

👉 政権ノーダメージ


⑤ なぜ“代替法”になったのか

政府の本音

  • 外国人土地法
    → 使えない(使いたくない)
  • でも
    → 国民がうるさい
  • だから
    「調べてます法」

👉 これが重要土地等調査法


⑥ 実効性の差(現場視点)

外国人土地法

  • 使えば即ブレーキ
  • だが政治的自殺行為

重要土地等調査法

  • 進行中の取得は止まらない
  • 事後把握が中心

👉 「もう買われた後」


⑦ 例えるなら

  • 外国人土地法
    警察の逮捕権
  • 重要土地等調査法
    防犯カメラ

⑧ 本質的な一行

日本は「止める国家」ではなく
「観測する国家」を選んだ


では国民側はどうする?

現実的に効くのは👇

  • 自治体条例(用途制限)
  • 地域住民の先買い
  • 水源・森林の公有化
  • 農地法・森林法の“厳格運用”を要求

※国は動かない前提で設計する


次に行けます

  • 本当に危ないエリアの共通構造
  • なぜ自治体条例は効くのか
  • 有事が起きた瞬間、どの法律が先に動くか
  • 「売った側」は責任を問われるのか

どれを続けますか。

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