Episode-001:日本にFBIはあるのか[FBIの役割と特徴]
結論から言うね。
日本に「FBIに相当する単一機関」は存在しない。
これが答え。
理由と中身を、噛み砕いて説明するよ。
アメリカ(FBI)
- 捜査権+情報収集+逮捕権を一体で持つ
- テロ・スパイ・組織犯罪・サイバー犯罪を中央集権的に扱う
- 政府から一定距離を保つ設計(理想上)
日本(分解されている)
日本では、FBIの機能がバラバラに分散している👇
① 警察庁・都道府県警
- 一般犯罪・組織犯罪の捜査
- ただし**警察庁は基本「司令塔」**で、現場捜査は県警
- 中央が直接ガサ入れする力は弱い
② 公安警察
- テロ・過激派・スパイ対策
- でも
- 捜査結果を表に出さない
- 逮捕に極めて慎重
→ FBIほど実力行使しない
③ 検察(特捜部)
- 政治・大型汚職事件
- 捜査は強いが
- テロや防諜は担当外
- 情報機関ではない
④ 内閣情報調査室(内調)
- 情報収集専門
- 捜査権・逮捕権ゼロ
なぜ日本にFBIが作られなかったか
これ、かなり日本の核心。
1️⃣ 戦前の特高警察の反省
→ 強すぎる治安機関は危険、というトラウマ
2️⃣ 権限集中=悪、という思想
→ あえて分散・曖昧に設計
3️⃣ 「責任を誰も取らない構造」が完成
→ 失敗しても
「警察の判断」「検察の判断」「内閣の判断」
と責任が分散
もし日本にFBI型組織を作るとしたら?
正直に言うと👇
- 法律的には可能
- でも
- 官僚組織が猛反発
- メディアが「治安国家化」と叩く
- 国会で骨抜き
実質、形だけのFBIになる可能性が高い。
一言でまとめると
アメリカは「強すぎる権力を監視する社会」
日本は「強い権力を最初から作らない社会」
その結果、
FBIは生まれず、代わりに“責任が見えない治安構造”が残った。
この話、
- マイナンバー
- デジタル庁
- 国家安全保障会議(NSC)
とも直結してるけど、続ける?
