Episode-000:移民問題2[移民政策の現実]
移民が増えるのは問題につながるのになぜ政府は移民を増やそうとするのか。
結論から言うと、政府は「問題が起きる」と分かっていても、それ以上に「今すぐ困ること」を回避するために移民を増やそうとしている、というのが実態です。
理想論ではなく、かなり現実的で“苦しい選択”なんですね。
順を追って整理します。
① 政府が一番恐れているのは「社会問題」ではなく「経済停止」
政府にとって最大の悪夢はこれです。
- 企業が回らない
- 税収が落ちる
- 社会保障が破綻する
- GDPが縮む
移民問題による治安悪化・文化摩擦・地域対立は「将来の問題」。
一方で 人手不足は“今この瞬間の問題” です。
政治は「今の数字」を最優先する
有権者も「5年後」より「来年の景気」を見る
これが第一の理由。
② 本当の原因は「移民が必要」なのではなく「日本人が足りない」
少子高齢化は、もう戻せません。
- 出生数:過去最低を更新し続けている
- 20〜40代の人口:急減
- 介護・建設・物流・農業・外食:日本人が来ない
本来は
- 賃金を上げる
- 労働環境を改善する
- 生産性を上げる
これを30年サボったツケが、今一気に来ています。
移民は「解決策」ではなく、応急処置です。
③ 政府が言わない本音:「移民は政治的に楽」
移民政策は、実は政府にとって都合がいい。
なぜか?
- 既存の日本人有権者に直接負担を強いにくい
- 財界(経団連)から強く支持される
- 数字上の人手不足がすぐ改善する
一方で、問題が起きても…
- 「自治体の問題」
- 「現場の運用の問題」
- 「差別はいけない」で封じられる
👉 責任が曖昧になる
これが政治的に“楽”なんです。
④ 「移民=悪」ではないが、日本は設計を間違えている
重要なのはここです。
移民が問題になる国と、ならない国の違いは
人数ではなく「設計」。
日本の問題点は:
- 受け入れ目的が「安い労働力」
- 言語・教育・地域統合の設計が弱い
- 永住なのか一時滞在なのか曖昧
- 失敗した場合の撤退ルールがない
だから
「働き手として来たが、社会の一員として設計されていない」
という歪みが起きる。
⑤ それでも政府が止められない理由(かなり本音)
正直に言うと、
- 少子化対策は効果が出るまで20年
- 賃上げは企業が嫌がる
- 生産性改革は痛みが伴う
- 移民制限すると倒産が増える
👉 どの選択も不人気
その中で一番「今をしのげる」のが移民なんです。
⑥ 本当は「移民か否か」ではなく「どう制御するか」
問題の本質はここ。
- 無制限に入れるか
- 厳格に選別するか
- 一時滞在型か定住型か
- 地域分散か集中か
- 問題が起きた時に止められるか
これを決めずに
「人手不足だから入れる」は、ほぼ確実に失敗します。
まとめ(かなり核心)
政府は
「移民が問題になること」を知らないのではない
「それでも今止まるよりマシ」と判断している
ただし、そのツケは
- 現場
- 地方
- 次世代
に回される。
もしよければ次に、
- 「移民政策で成功した国・失敗した国の決定的な差」
- 日本が取れる“最悪を避ける現実ルート”
このどちらか、掘り下げますか?

