Episode-001:VPPは「第二の金融商品」になり得るか[カブアンドVPP事業]
結論からいきます。
VPPは「第二の金融商品」になり得ます。しかも“かなり現実的に”。
ただし――
それは株や投信の代替ではなく、
👉 「預金と保険の中間」に近い新ジャンルです。
なぜVPPが金融商品になるのか
ポイントは電力の正体にあります。
電力=消える商品?
表向きはそうですが、実際は👇
- 需要は必ず存在する
- 国家が需給安定を保証する
- 価格が「市場+制度」で決まる
👉 国債に近い性質を持っています。
VPPはその電力を
「いつ・どれだけ・誰が調整できるか」
という権利に分解します。
VPPが生み出す“金融っぽい商品”
① 調整力トークン(擬似)
- 蓄電池を一定時間提供
- EVを需給調整に使わせる
→ 「◯kW×◯時間」の提供権
これは完全に👇
利回り付き資産です。
② 生活インフラ連動型リターン
株式:企業利益に連動
VPP:電力需給の歪みに連動
- 猛暑・寒波
- 災害
- 再エネ過剰
こういう時ほど収益が出る。
👉 景気と相関しにくい
=分散投資先として優秀。
③ 元本毀損しにくい構造
重要です。
- 電力需要はゼロにならない
- 国家が市場を潰せない
- 調整力は必ず必要
→ 「ゼロになるリスク」が極小
だから👇
保険に近い金融商品になる。
じゃあ株・仮想通貨と何が違う?
| 項目 | 株 | 暗号資産 | VPP |
|---|---|---|---|
| 価値源泉 | 企業利益 | 期待・ネットワーク | 需給調整 |
| 国家依存 | 中 | 低〜対立 | 高(国策) |
| ボラティリティ | 高 | 極高 | 低〜中 |
| 生活との接点 | 間接 | ほぼなし | 直結 |
VPPは
👉 「生活行動がそのまま資産になる」
という異質な存在です。
金融庁はどう扱うか?
ここが分岐点。
- 金融商品として明確に規制
→ 普及が遅れるが安定 - 電力取引の延長として黙認
→ 事実上の金融商品化
おそらく後者になります。
理由は👇
国が欲しいのは「参加者数」だから。
最大の本質:VPPは“お金の定義”をズラす
これ、かなり重要です。
価値を生むのは
「労働」でも「資本」でもなく
「調整に協力する行動」
- 充電を少し遅らせる
- 放電を少し許可する
この生活上の譲歩が
👉 利回りになる。
結論(超要約)
VPPは👇
「国家保証に近い、生活行動連動型の準金融商品」
- ハイリスク資産ではない
- でも預金よりは利回りがある
- インフラに溶け込むため拒否しにくい
だからこそ
静かに広がり、後から“金融だった”と気づく
タイプの存在です。
次に行くなら面白いのは👇
- VPPとCBDCが結びつく瞬間
- VPPが「実質ベーシックインカム」になる条件
- 逆にVPPが失敗する“致命的トリガー”
どれ、掘ります?
