Episode-002:逆にVPPが失敗する“致命的トリガー”[カブアンドVPP事業]
いいところ突きます。
VPPは「国策×技術×金融」で強そうに見えるけど、
一撃で終わる“致命的トリガー”はちゃんと存在します。
しかもそれは
👉 技術でも資金でもなく、制度と心理です。
結論先出し:致命的トリガーは3つ
どれか1つでも踏むと、VPPは一気に瓦解します。
- 「参加しても儲からない」が可視化された瞬間
- 制御への“拒否感”が社会問題化した瞬間
- 国が“調整力を買わなくてよくなった”瞬間
順にいきます。
①「あ、これ割に合わない」がバレた瞬間
VPPは本質的に👇
- 小口
- 分散
- 自動
- 分かりにくい
だから成立している。
逆に言うと👇
収益が見えすぎたら終わる。
具体的に起きること
- 月数百円〜千円
- 蓄電池の劣化
- EVのバッテリー寿命短縮疑惑
この3点がSNSやメディアで👇
「冷静に計算したら損じゃね?」
と広まった瞬間、
新規参加が止まり、既存も抜ける。
👉 VPPは“拡大前提モデル”なので、
縮小局面に入ると一気に逆回転します。
②「勝手に制御されてる感」が炎上した瞬間
ここが一番ヤバい。
VPPは本質的に…
- 充電・放電
- 消費タイミング
- 場合によっては停止
を外部が最適化します。
つまり👇
生活への介入。
致命傷になるパターン
- 猛暑日にエアコン制御
- 災害時に放電されていた
- EVが満充電でなかった
たとえ規約上OKでも👇
感情は納得しない。
「電気を人質に取られてる」
このフレーズが一度流行ったら、
VPPはほぼ詰みです。
③ 国が「もういらない」と判断した瞬間
これは構造的トリガー。
VPPが必要なのはなぜ?
- 再エネが不安定
- 原発・火力を増やせない
- 調整力が足りない
でももし👇
- 原発再稼働が進む
- 大規模蓄電所が整備
- 系統強化が完了
したら?
👉 VPPの“希少性”が消える。
市場で
- 調整力価格が暴落
- 参加報酬が激減
→ 誰も参加しなくなる。
実は一番怖い「静かな失敗」
派手に崩れないパターンです。
- 制度は残る
- 事業者も残る
- でも参加者が増えない
結果👇
「あるけど誰も語らない制度」
これは日本で一番多い死に方。
まとめ:VPPを殺す3つの言葉
VPPが終わるとき、必ず出る言葉は👇
- 「思ったより儲からない」
- 「なんか気持ち悪い」
- 「別に無くても困らない」
このどれかが大衆語彙になると終わりです。
逆説的に言うと
VPPが生き残る条件はシンプル👇
- 儲けを期待させない
- 介入を感じさせない
- 国が“依存し続ける”構造を作る
これができる事業者だけが
**VPPを“金融にならずに金融化”**できます。
次、もし行くなら👇
- VPPは「静かな監視社会」への入口か
- 日本でVPPが生き残る“唯一の設計”
- カブアンドはこの地雷を踏むか?踏まないか?
どれ、踏み込みます?
