
イベルメクチン とは
イベルメクチンは、寄生虫感染症の治療に使われる抗寄生虫薬です。ヒト用と動物用があり、世界的に広く使用されています。
■ もともとの用途(エビデンスが確立)
- オンコセルカ症(河川盲目症)
- リンパ系フィラリア症
- 疥癬(かいせん)
- 腸管糞線虫症
※開発により、大村智 博士らが2015年にノーベル賞委員会からノーベル生理学・医学賞を受賞しています。
新型コロナとの関係
パンデミック期に「治療や予防に有効ではないか」と注目されましたが、
- 大規模・高品質な臨床試験では明確な有効性は確認されていません。
- 世界保健機関(WHO)や
米国食品医薬品局(FDA)は、
COVID-19目的での使用を推奨していません(臨床試験以外)。
現在の国際的コンセンサスでは、COVID-19治療薬としての標準治療には含まれていません。
安全性について
適正用量であれば比較的安全とされますが、
主な副作用
- めまい
- 吐き気
- 下痢
- 発疹
- まれに神経症状
⚠️ 動物用製剤の自己使用は危険です(用量が大きく異なる)。
日本での位置づけ
日本では:
- 寄生虫疾患に対して医師の処方で使用。
- COVID-19目的での承認はなし。
まとめ
| 観点 | 現状評価 |
|---|---|
| 寄生虫治療 | ◎ 確立 |
| COVID-19 | ✕ 標準治療ではない |
| 安全性 | 用量遵守で概ね安全 |
もしよければ教えてください:
- 医療目的の正確な情報を知りたいですか?
- それとも社会的議論(なぜ論争になったのか)を深掘りしますか?
- 日本での処方・入手の現実的な話が知りたいですか?
目的に合わせて、50代の方にも分かりやすく整理します。