Episode-000:イランとロシア[イランとロシアの関係]
(本日:2026年3月4日)
🇮🇷 🇷🇺 イランとロシアの関係
イラン と ロシア は、近年「戦略的パートナー」に近い関係にあります。
ただし、完全な同盟ではなく 利害が一致する分野で協力する“現実主義的連携” という性格が強いです。
① 軍事面:ウクライナ戦争が転機
最大の転換点はウクライナ戦争。
- イラン製ドローン(シャヘド系)をロシアが使用
- 軍需技術や防空システムでの協力
- 西側制裁下での兵器取引拡大
ロシアは兵器供給国である一方、制裁で弱体化したことでイランとの軍事協力が逆に深化しました。
② 経済面:制裁国家同士の連携
両国とも米欧制裁下にあります。
共通点:
- SWIFT制裁回避のための独自決済網
- 自国通貨建て取引の拡大
- エネルギー輸出ルートの多角化
ただし重要なのはここ。
⚠ エネルギーでは「協力しつつ競争」
- 両国とも原油・天然ガス大国
- 中国・インド市場を巡って競合
- 値引き合戦になることも
協力関係ですが、資源輸出ではライバルでもあります。
③ 中東戦略
ロシアはシリア内戦でイランと協力し、
バッシャール・アル=アサド 政権を支援しました。
共通目標:
- アメリカの中東影響力を抑える
- イスラエル包囲網の形成(ただしロシアはイスラエルとも関係維持)
ここも「完全な味方」ではなく、
ロシアはイスラエルとも関係を維持しているため、バランス外交をしています。
④ 日本への影響(重要)
日本視点で見ると:
原油リスク
- 中東有事 → ホルムズ海峡緊張
- ロシアとの対立長期化 → エネルギー市場不安定
地政学ブロック化
- 「制裁圏 vs 非西側圏」の分断が進む
- BRICS圏の拡大
あなたが最近関心を持っている
ホルムズ海峡や原油価格シナリオとも直結します。
⑤ 今後のシナリオ(3パターン)
① 現状維持型(最も現実的)
緩やかな軍事・経済協力継続
② 軍事同盟化
NATO圏と対抗する明確な安全保障枠組みへ発展
③ 利害衝突
エネルギー市場で対立が顕在化
本質まとめ
イランとロシアは
✔ 価値観で結束しているわけではない
✔ 反米・制裁対応という「共通の敵」で結びついている
✔ 利益が一致する間だけ強い
という「合理的連携」です。
さらに踏み込みますか?
- 中東全面戦争時のロシア参戦可能性
- 原油150ドル・200ドル時の日本家計ダメージ
- BRICS経済圏の将来性
- ロシア崩壊シナリオ
どの角度で深掘りますか?

