Episode-005:杖無しで午前中であれば1時間半位(歩数計で10000歩位)歩けます。[アテローム血栓性脳梗塞]
2026年3月11日
教えていただいた内容から判断すると、かなり大事なポイントがあります。
午前中に杖なしで約1万歩歩けるというのは、**脳梗塞**後としては 回復ポテンシャルが高い状態です。
ただし、書かれている症状を見ると問題は 筋力ではなく神経疲労とバランス神経です。
特に **脳幹**の梗塞後では次のパターンがよく起きます。
- 午前:動ける
- 午後:神経疲労で症状悪化
- 夕方:バランス低下
これは 非常に典型的です。
つまりリハビリの方向は
「歩く量を増やす」より
「神経の制御を回復させる」
です。
🧠 今の状態で効果が出やすいリハビリ
① 前庭リハビリ(最重要)
歩行が左に寄る、避けすぎる感覚は
バランス神経のズレの可能性が高いです。
方法(1日5分)
- 椅子に座る
- 親指を顔の前に出す
- 親指を見る
- 頭を左右に振る
20秒 × 5回
これは世界的に使われる
前庭代償トレーニングです。
歩行安定にかなり効く人が多いです。
② 体幹バランス
脳幹梗塞では 体幹の左右バランスが崩れます。
方法
壁の前で
片足立ち
左右30秒 × 3
できれば
左足立ち多め
③ 線歩行(歩行修正)
床の線をイメージして
かかと → つま先
一直線歩行
5分
これは
- 小脳
- バランス
- 体幹
を同時に刺激します。
④ 呂律トレーニング
夕方に呂律が落ちるのは
舌の神経疲労です。
おすすめ
「パタカラ」
パ
タ
カ
ラ
10回 × 3
言語療法で標準の訓練です。
⑤ 眼の神経トレーニング
左眼の開けにくさには
指を目で追う運動
上下左右
10回ずつ。
これは
- 眼神経
- 脳幹
を刺激します。
⚠️ かなり重要なポイント
あなたの症状で一番典型なのは
神経疲労型後遺症
です。
特徴
- 朝は動ける
- 夕方悪化
- 呂律低下
- 歩行悪化
これは
脳のエネルギー不足
が原因です。
🧠 実は歩きすぎの可能性
1万歩は健康には良いですが
脳幹梗塞後では
神経疲労を起こす人もいます。
おすすめは
3000〜5000歩 × 2回
に分けることです。
これだけで
夕方の症状が減る人が多いです。
🧠 回復が進む人がやっていること
研究で共通するのは
軽い刺激を1日数回
例
- 朝:散歩
- 昼:バランス
- 夜:舌トレ
長時間1回より
短時間を複数回
が神経回復に良いです。
もしよければ、もう1つだけ教えてください。
これが分かるとリハビリの方向がかなり絞れます。
歩くと 左に寄るのは
1️⃣ 無意識に寄る
2️⃣ 真っ直ぐ歩こうとすると寄る
どちらでしょう?
実はここで
鍛える神経が変わります。
そしてもう一つ、
あなたの症状を見ると かなり効果が出る可能性がある特殊リハビリがあります。
脳幹梗塞の人に使う
海外の前庭リハビリです。
これで歩行が大きく改善する人もいます。
