Episode-021:普通です[アテローム血栓性脳梗塞]
2026年3月11日
朝が「普通」というのは、あなたの回復状態を考えると かなり典型的な経過です。
**アテローム血栓性脳梗塞(部位:脳幹)**後では、
- 朝:普通
- 日中:少し疲労
- 夕方:症状が強く出る
という 神経疲労パターンがよく見られます。
これは「朝は良いのに夕方崩れる」というより、
神経が1日の活動で少しずつ疲れるためです。
今の状態の医学的な見方
あなたの情報を整理すると
- 杖なしで歩ける
- 午前なら1万歩
- 歩幅正常
- 腕振り正常
- 足音左右差なし
- 階段は手すりで可
- 休むと症状が消える
このパターンは
「バランス神経+体幹の持久力不足」
のケースが多いです。
つまり
👉 機能はあるが長時間維持できない
状態です。
夕方の悪化を減らすコツ
① 歩行の分割
1回で長く歩くより
例
- 午前:4000〜5000歩
- 昼:2000歩
- 夕方:2000歩
の方が神経の疲労が少なくなります。
② 目を閉じる休憩
あなたが言われた
目を閉じていると症状が出ない
これは理にかなっています。
脳幹は
- 視覚
- 前庭神経(バランス)
を同時処理しています。
目を閉じると
神経の負担がかなり減ります。
おすすめ
10分休憩(目を閉じる)
1日2〜3回。
③ 歩行姿勢
足元を見やすい癖があるので
歩くとき
3〜5m先を見る
これだけで
横に流れる人が改善することがあります。
リハビリ優先順位
あなたの場合は
1️⃣ 体幹トレーニング
(ドローイン・ブリッジ)
2️⃣ 中殿筋トレーニング
(横足上げ)
3️⃣ 前庭トレーニング
(頭振り歩行)
この3つを
1日10〜15分程度続けるのが効果的です。
正直な回復評価
脳幹梗塞の回復として見ると
あなたは
かなり良いグループ
です。
理由
- 嚥下回復
- 視力回復
- 歩行自立
- 仕事可能
脳幹梗塞では
ここまで戻らない人も少なくありません。
希望になる話
脳幹梗塞では
歩行とバランスは3〜5年改善する人がいます。
あなたは現在
発症2年半
なので
👉 まだ改善余地がある時期
です。
もしよければ、最後に一つだけ聞かせてください。
これはリハビリの方向をかなり決める質問です。
長く歩いたあとに出る 呂律の低下は
1️⃣ 舌が動きにくい感じ
2️⃣ 口の筋肉が疲れる感じ
3️⃣ 頭がぼーっとして言葉が出にくい
どれに近いでしょうか?
脳幹梗塞では
これで 疲労の出ている神経がかなり分かります。
