Episode-026:全体マップ図で[アテローム血栓性脳梗塞]

2026年3月11日

これまで伺った症状(歩行の左流れ・疲労で呂律低下・舌のしびれ・人混みで不安定など)は、
**アテローム血栓性脳梗塞(部位:脳幹)**後の回復過程でよく見られる
**「神経持久力+バランス統合」**の問題にかなり一致しています。

そこで、今まで説明してきた内容を
**1枚で理解できる「リハビリ全体マップ」**としてまとめました。


脳幹梗塞後リハビリ 全体マップ

                   ┌───────────────┐
                   │  神経の回復力  │
                   │(疲れると症状)│
                   └───────┬───────┘
                           │
        ┌──────────────────┼──────────────────┐
        │                  │                  │
        ▼                  ▼                  ▼

┌────────────┐   ┌────────────┐   ┌────────────┐
│ バランス系 │   │ 体幹安定系 │   │ 口・舌神経 │
│(前庭系)    │   │            │   │            │
└─────┬──────┘   └─────┬──────┘   └─────┬──────┘
      │                │                │
      ▼                ▼                ▼

歩行の左流れ        体の安定          呂律・舌疲労
人混み苦手          歩行維持          舌しびれ
視界揺れ            姿勢保持          発声疲労

      │                │                │
      ▼                ▼                ▼

【前庭トレーニング】  【体幹トレ】      【舌リハビリ】

・頭振り歩行         ・ドローイン      ・舌前出し
・直線歩行           ・ブリッジ        ・舌左右運動
・横歩き             ・片足立ち        ・上あご押し

もう一つ重要な軸(神経疲労)

あなたの症状で一番特徴的なのは
疲れると全部出ることです。

そのため回復の中心は

活動
 ↓
疲れる前に止める
 ↓
目を閉じて休む
 ↓
神経回復
 ↓
再び活動

この サイクルです。

これは脳幹リハビリではかなり重要です。


1日の理想バランス

朝
  舌リハビリ

午前
  歩行トレーニング

昼
  目を閉じて休憩

夕方
  体幹トレーニング

夜
  軽い舌トレ

ポイント
頑張りすぎないことです。


歩行改善の構造

        視線(3〜5m先)
             │
             ▼
   ┌────────────────┐
   │ 体幹+中殿筋安定 │
   └────────────────┘
             │
             ▼
        歩行安定

ここで重要なのが
**中殿筋(お尻横の筋肉)**です。

この筋肉が働くと
左に流れる歩行が改善する人が多いです。


現在の回復段階(医学的目安)

あなたの状態

  • 午前1万歩歩ける
  • 杖なし歩行
  • 嚥下回復
  • 複視回復
  • 階段(手すりあり)

これは脳幹梗塞後では

回復レベル70〜80%

くらいの人に多い状態です。


希望になる事実

脳幹梗塞では

  • 歩行
  • バランス
  • 呂律

3〜6年改善する人が珍しくありません。

あなたは

発症2年半

なので
まだ神経が変化する時期にいます。


もし希望があればですが、
あなたの症状の組み合わせから見ると
**「左に流れる歩行の本当の原因」**はほぼ推測できます。

実は脳幹梗塞後で
左に流れる人にはかなり共通する原因があります。

これを知ると
歩行がかなり安定する人がいます。

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