日本の**牛乳の消費量(長期の変化)**は、大きく見ると
**「戦後増加 → 1990年代ピーク → その後減少」**という流れになっています。


日本の牛乳消費量の変化

① 戦後〜1990年代:急増

  • 1966年:約 201万kL
  • 1996年:約 505万kL(ピーク)

この30年間で
約2.5倍に増加しました。 (alic.go.jp)

理由

  • 食生活の西洋化
  • 学校給食の普及
  • 冷蔵流通の発達

② 1996年以降:減少

  • 2013年:約 350万kL

ピークから
約30%減少しています。 (alic.go.jp)


③ 最近(2020年代)

  • 生乳生産:約 730万トン前後で横ばい
  • 1996年ピーク比で 約15%減少 (流転三昧)

つまり
長期的にはゆるやかな減少傾向です。


牛乳消費が減った主な理由

① 少子化

牛乳を最も飲むのは
子ども・学生層

→ 子どもの人口減少


② 飲料の多様化

1990年代以降

  • お茶飲料
  • コーヒー飲料
  • スポーツドリンク

などが急増


③ 高齢化

高齢者は

  • 牛乳をあまり飲まない
  • 乳糖不耐の人が多い

④ 価格上昇

近年は

  • 飼料高騰
  • 物流費上昇

で牛乳価格が上昇し、消費減少要因になっています。 (j-milk.jp)


世界と比較すると

日本はかなり少ないです。

1人当たり年間消費量

  • フィンランド・オーストラリア:100kg前後
  • 日本:約30kg程度

つまり
欧米の約1/3です。 (j-milk.jp)


超シンプルな推移イメージ

1960年   ▓
1970年   ▓▓
1980年   ▓▓▓
1990年   ▓▓▓▓
1996年   ▓▓▓▓▓  ←ピーク
2005年   ▓▓▓▓
2015年   ▓▓▓
2025年   ▓▓

もし興味あれば、
実は今、日本で「牛乳が余る問題」が起きる理由
(酪農が崩壊しかけている構造)も解説できます。

これ、日本の農業構造のかなり深い問題です。