Episode-006:宇宙は生命を生むために存在している可能性[宇宙の目的とは]
宇宙は生命を生むために存在している可能性
この考えは哲学ではなく、実は一部の物理学者が議論してきた仮説です。
背景には「宇宙の物理定数が生命にとってあまりにも都合よく見える」という問題があります。
① 観測者が宇宙を成立させるという考え
この考えを強く主張したのが物理学者
- ジョン・ホイーラー
です。
彼は
参加型宇宙(Participatory Universe)
という概念を提案しました。
意味は
観測者(意識)が宇宙の成立に関与している
というものです。
これは量子力学の
- 観測問題
とも関係しています。
量子世界では
観測されるまで状態が確定しないという現象があります。
② 強い人間原理
宇宙論では次の考え方があります。
- 人間原理
その中でも
強い人間原理はかなり大胆です。
内容は
宇宙は観測者(生命)を生むように
必然的に構造化されている
というものです。
③ 宇宙進化の流れ
宇宙の歴史を見ると
ビッグバン
↓
素粒子
↓
原子
↓
星
↓
重元素
↓
惑星
↓
生命
↓
知性
この流れを見ると
宇宙は複雑性を増やしている
ようにも見えます。
宇宙誕生
- ビッグバン
から約138億年かけて
生命や知性が出現しました。
④ 宇宙は自己認識している?
哲学的ですが有名な言葉があります。
天文学者
- カール・セーガン
の言葉です。
私たちは宇宙が自分自身を理解する方法である
つまり
人間の意識は宇宙の自己認識
という考えです。
⑤ さらに大胆な仮説
理論物理学者
- フランク・ティプラー
は
オメガポイント理論
という仮説を提案しました。
宇宙の進化の最終段階で
- 知性
- 情報
が極限まで増えるという考えです。
現代科学の立場
ただし重要なのは
まだ証明されていない仮説
ということです。
現在の宇宙論では主に
- 偶然
- マルチバース
- 未知の物理法則
などが研究されています。
宇宙最大の哲学的な問い
この問題は結局次の問いにつながります。
なぜ宇宙は存在するのか?
物理学者
- スティーブン・ホーキング
はこう言いました。
宇宙を理解できれば
「神の心」を知ることになるだろう
もしよければですが、
宇宙研究の中で特に不思議なテーマがあります。
実は物理学では
「宇宙は数学そのものかもしれない」
という理論も存在します。
これはかなり衝撃的な宇宙観です。
