Episode-002:北海道だけでどこまでエネルギー自給できるか[日本の石油開発理由]
結論から言うと――
👉 **北海道“単独”でのエネルギー自給はかなり高いところまで行ける(条件付きで70〜100%近く)**です。
ただし、安定性と燃料の種類によって現実は変わります。
■ 現実ライン(かなりリアルな数字)
● 電力ベース
👉 60〜80%は現実的に自給可能
理由:
- 再エネが豊富(全国トップクラス)
- 電力需要が本州より小さい
● エネルギー全体(ガス・燃料含む)
👉 40〜60%程度
理由:
- ガス・石油が不足
- 冬の暖房需要が大きい
■ なぜ北海道は強いのか?
① 再エネポテンシャルが異常に高い
● 風力(最強クラス)
- 日本海側・オホーツク側
- 洋上風力も有望
👉 日本トップレベル
● 太陽光
- 面積が広い
- 設置余地が多い
● 地熱
- 火山帯あり
- 安定電源になる
● 水力
- 既に一定量あり
- 安定供給可能
👉 つまり
「発電だけならほぼ自給可能なポテンシャル」
② 天然ガスがある(これがデカい)
代表例:
- 勇払ガス田(苫小牧)
開発:
👉 INPEX
👉 電力+都市ガスの“補助電源”として機能
■ 最大の壁(ここが現実)
① 冬のエネルギー消費がエグい
北海道は
- 暖房(灯油・ガス)
- 除雪
- 電力需要増
👉 冬だけで消費が跳ね上がる
② 再エネは不安定
- 風 → 吹かない日ある
- 太陽 → 冬は弱い
👉 蓄電 or 火力バックアップ必須
③ 石油がほぼない
- 車・重機・物流
- 農業機械
👉 ここが最大の依存ポイント
■ フル自給に近づく条件(重要)
これが揃えば👇
👉 ほぼ100%自給も現実的
● 条件①:洋上風力の大規模開発
→ 電力余るレベル
● 条件②:蓄電 or 水素化
→ 冬・無風対策
● 条件③:EV・電化の普及
→ 石油依存を削る
● 条件④:地元ガスの最大活用
→ ベース電源確保
■ 有事(かなり重要)
もし
- 輸入停止
- ホルムズ海峡封鎖
👉 本州より北海道の方が生存力は高い可能性あり
理由:
- 食料自給率が高い
- エネルギー分散型
■ まとめ(核心)
👉 北海道は日本で最も「エネルギー自立に近い地域」
ただし現実は👇
- 電力 → ほぼ自給可能
- 全エネルギー → 半分前後
- 完全自給 → 技術・投資次第で可能
もし踏み込むなら
👉「北海道が独立国家レベルで成立するか(エネルギー+食料)」
👉「何年で100%にできるか(投資額込み)」
かなり現実的なラインで出せます。
