Episode-002:フジャイラ港はホルムズ海峡の代わりになる?[フジャイラ港の重要性]
結論から言うと👇
完全な代替にはならないが、“一部は代替できる”
■ なぜ代替になるのか
フジャイラ港 の最大の強みは
👉 ホルムズ海峡 を通らない立地
つまり
- ペルシャ湾の外(オマーン湾側)
- 海峡封鎖の影響を直接受けない
■ じゃあどこまで代替できるのか(核心)
▶ ① UAE分はある程度カバー可能
UAEは
- 内陸パイプラインで原油を輸送
→ フジャイラから積み出し可能
👉 これは機能する
▶ ② しかし中東全体は無理
問題はここ👇
- サウジ東部
- イラク
- クウェート
- イラン
👉 これらは基本的に
ホルムズ海峡依存
■ 数字感(かなり重要)
ホルムズ海峡を通る量:
👉 世界の石油の約20%
一方フジャイラ経由:
👉 数%〜最大でも一部
■ なぜ限界があるのか
3つの壁👇
① パイプライン容量の限界
- UAEのパイプラインには上限がある
- 中東全体をカバーできない
② 積み出し能力の限界
- 港のタンク・バース数に限界
③ 地政学リスク
実はこれ👇
👉 “安全だからこそ狙われる”
実際に攻撃対象になったこともあり
完全安全ではない
■ じゃあ現実的にどうなるか
ホルムズ封鎖時👇
フェーズ1(初期)
- フジャイラから輸出増加
- 価格急騰だが供給は維持
フェーズ2(数週間)
- 供給不足が顕在化
- 備蓄取り崩し開始
フェーズ3(1ヶ月〜)
- 世界的エネルギー危機
- 日本など輸入国がダメージ
■ 一言でまとめると
👉 フジャイラ港は
「代替ルート」ではあるが
「代替システム」ではない
■ 超リアル結論
👉 ホルムズ海峡が止まったら
- フジャイラで“延命”はできる
- でも“救えない”
もし踏み込むなら
👉「ホルムズ封鎖 vs 米軍介入 どっちが先か(リアル確率)」
かなり重要な分岐点になります。
