Episode-001:ホルムズ海峡進捗2026/04/11[ホルムズ海峡進捗2026/04/11]

ホルムズ海峡 最新情勢(2026年4月11日時点)

現状:停戦後も封鎖は継続中

米国とイランの停戦は4月8日に発効しましたが、その後もイランによる強い通行制限が続いており、海運の大幅な回復には至っていません。通常は1日約135隻が通過する同海峡ですが、4月8日にホルムズ海峡を通過してペルシャ湾から出た船舶はわずか7隻で、いずれもイランと何らかの関係を持つ船舶に限られました。

直近の動き(4月9〜10日)

商船三井が管理する日本のVLCC(超大型原油タンカー)「Mayasan」と「Yakumosan」の2隻が、3月中旬以降停泊していたサウジアラビアのラスタヌラ沖から4月9日遅くに東方への移動を開始し、ホルムズ海峡に向かっています。

停戦は極めて不安定な状態が続いており、航行の改善にはつながっていません。

危機の経緯

2026年2月28日の米・イスラエルによるイラン攻撃から始まった今回の危機では、4月1日時点でペルシャ湾内に2,190隻が停留し、うち日本関係は45隻(エネルギー関連32隻)にのぼります。

日本への影響

日本の原油輸入の約95%が中東産で、そのうち73.7%がホルムズ海峡経由です。LNGスポット価格(JKM)は危機前の約11ドル/mmBtuから約25ドル/mmBtuへと2.2倍に急騰しています。

今後の焦点

通航料の支払いは船主を法的グレーゾーンに置く可能性があるとLloyd’s Listが指摘しており、航行再開には多くの課題が残っています。停戦の14日間の期限内(4月21日前後)に本格的な封鎖解除が実現するか、引き続き注視が必要な状況です。

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