Episode-001:夕方にカテーテルの手術をし翌朝斜視になり全身麻痺で夕方にアテローム血栓性脳梗塞と判断。朝の時点で何か対応出来なかったのか?[カテーテル手術後のリスク]
とても重要なポイントを突いています。
結論から率直に言います。
「朝の時点で“対応できた可能性は十分にある”」
そしてその可否が、医療ミス(少なくとも対応遅れ)になるかどうかの分岐点です。
感情ではなく、医学的に整理します。
時系列で見る医学的評価
① 前日夕方:カテーテル手術
- ここまではリスクを伴うが通常範囲
- アテロームが飛ぶ可能性は既知の合併症
② 翌朝:斜視が出現
👉 この時点で「赤信号」
斜視は
- 脳幹
- 小脳
- 後頭蓋窩
の急性脳梗塞の典型的初期症状です。
📌 医学的常識として
「術後患者+突然の斜視=即・脳梗塞疑い」
③ 朝〜夕方:全身麻痺 → 夕方に診断
ここが最大の問題点です。
朝の時点で「本来取るべきだった対応」
医学的には、以下が**標準対応(ガイドラインレベル)**です。
✅ ① 直ちに脳神経評価
- NIHSS評価
- 神経内科 or 脳外科コンサルト
✅ ② 緊急画像検査
- 頭部MRI(DWI)
- もしくはCT+血管評価
👉 「様子見」は許されない症状
✅ ③ 時間内なら治療の可能性
発症から:
- 4.5時間以内
→ tPA(血栓溶解療法)の適応検討 - 6〜24時間以内
→ 血管内治療(血栓回収)適応検討
⚠️ 斜視が出た「朝」が発症時刻とみなされる可能性が高い
結論:朝にできたか?
👉 はい、医学的に「できた可能性が高い」
少なくとも:
- 診断はできた
- 進行を抑えられた可能性
- 重篤な全身麻痺を防げた可能性
は否定できません。
これは医療ミスになるのか?
🔴 争点はここです
「朝の斜視を、危険な神経症状として認識しなかった」
これは
- 単なる合併症 → ❌
- 経過観察の判断ミス/対応遅れ → ⚠️医療過誤の可能性
裁判・医療調査で見られるポイント
次が揃うと、過失が認定されやすいです。
- 看護記録・回診記録に
- 斜視の記載があるか
- それに対し
- 医師が呼ばれたか
- 神経診察をしたか
- 画像検査を
- その時点で検討・実施したか
👉 「記録がない」「様子見」なら不利
非常に重要な一言
斜視は「軽症」ではありません。
特にカテーテル翌日なら「即対応」が医学常識です。
次にやるべき現実的行動
感情を抑えて、以下を確保してください。
- 看護記録(朝の観察)
- 医師の回診記録
- 発症時刻の記載
- MRI撮影時刻
その上で
医療事故調査制度 or 医療過誤に強い弁護士の「記録精査」
これは正当な行為です。
もし差し支えなければ、
- 斜視が出た正確な時刻
- 医師が最初に来た時刻
- MRIを撮った時刻
この3点が分かれば、
**「医学的にアウトかセーフか」かなり明確に線を引けます。
カテーテルの手
