Episode-001:宇宙は実はコンピューターシミュレーションかもしれない説[宇宙の目的とは]
宇宙は「コンピューターの中」かもしれない説
これは シミュレーション仮説 と呼ばれる考え方です。
最も有名なのは哲学者の
- ニック・ボストロム
が2003年に提唱した理論です。
彼の主張は簡単に言うと
もし文明が十分に進化すると
「宇宙シミュレーション」を作る可能性が高い
ならば私たちがその中にいる確率も高い
というものです。
シミュレーション宇宙説のイメージ
宇宙を巨大なゲームと考えると分かりやすいです。
現実世界
↓
超高度文明
↓
宇宙シミュレーター
↓
私たちの宇宙
つまり
私たちの宇宙は「上位世界のコンピューターの中」
という考えです。
なぜこの説が真面目に議論されているのか
いくつか理由があります。
① 宇宙は「情報」で出来ている可能性
物理学者
- ジョン・ホイーラー
は
It from Bit(すべては情報からできている)
という考えを提案しました。
つまり
- 物質
- 空間
- 時間
は 情報処理の結果かもしれないという説です。
② 宇宙には「解像度」がある
量子物理では
- 空間の最小単位
- 時間の最小単位
が存在します。
例
- プランク長
- プランク時間
これは
宇宙がピクセル構造の可能性
を示唆すると言われます。
ゲームの世界も
拡大するとドットになります。
③ 観測すると結果が決まる
量子力学では
- 観測するまで状態が決まらない
という現象があります。
有名な例
- シュレーディンガーの猫
このため一部の研究者は
観測されるまで計算されない
=ゲームの「レンダリング」に似ている
と考えています。
有名人でこの説を支持する人
この説を真面目に語っている人は多くいます。
例えば
- イーロン・マスク
- ニール・ドグラース・タイソン
マスクは
私たちが「本当の現実」にいる確率は
数十億分の1
と言っています。
もし本当ならどうなる?
もし宇宙がシミュレーションなら
可能性として言われること
- 宇宙は「計算能力」に制限されている
- 光速は処理速度の限界
- 物理法則はプログラム
- ブラックホールはデータ圧縮
などです。
ただし最大の問題
現時点では
証明する方法がない
ことです。
シミュレーションの中の存在は
外の世界を観測できない可能性があるからです。
もし興味があればですが、
物理学者がかなり驚いている事実があります。
実は
宇宙は「計算可能な情報量」を持つことが分かっています。
これは
「宇宙は巨大なコンピューターかもしれない」
という議論につながっています。
この話はかなり面白いので、
希望があれば 「宇宙の情報量の限界(ホログラフィック宇宙)」 も解説できます。
