Episode-001:電気料金への影響[洋上風力の現状]

洋上風力発電は電気料金にどう影響するか

結論から言うと――
短期的には上昇圧力、長期的には安定化要因になります。


① なぜ「上がる」と言われるのか

■ 建設コストが高い

  • 1基あたり数百億円規模
  • 海底工事・送電網整備が高額
  • 台風対応設計でさらにコスト増

そのコストは
👉 FIT(固定価格買取制度)/FIP制度経由で
👉 「再エネ賦課金」として電気料金に上乗せ


■ 現在の発電単価(概算)

電源発電コスト目安
陸上風力約9~17円/kWh
洋上風力(着床)約16~22円/kWh
洋上風力(浮体)20円超
LNG火力約10~14円/kWh(燃料価格次第)

👉 現状は火力より高いケースが多い


② でも「将来は安くなる」理由

1. 燃料費がゼロ

火力はLNG価格に左右される
(ウクライナ情勢以降に急騰)

洋上風力は
👉 風は無料
👉 輸入燃料リスクなし


2. 規模拡大でコスト低下

欧州では大規模化により価格が急落。

例:

  • 英国では入札価格が10円台前半まで低下

日本も2030年代には
👉 10~14円台を目標


③ 家庭の電気代への具体影響(ざっくりモデル)

仮に洋上風力が電源の20%を占めると仮定:

  • 月1万円の家庭
  • 1~3%程度上昇の可能性(初期段階)

👉 月100~300円程度

※これは補助制度や市場価格で変動します。


④ 50代世帯にとってのリアル

✔ 退職前後で固定費は重要
✔ オール電化・EV世帯は影響大
✔ 再エネ賦課金は毎月確実に乗る

一方で

✔ エネルギー安全保障が安定すれば
✔ 長期的な「急騰リスク」は減る


⑤ 本当の分かれ目

電気料金への影響は

「どの方式で入札するか」
「国産化できるか」
「補助金依存から脱却できるか」

で決まります。


シンプルまとめ

期間影響
~2030年やや上昇圧力
2030年代後半安定化要因になる可能性
失敗シナリオ高コスト固定化で負担増

さらに踏み込みますか?

  1. 再エネ賦課金はどこまで増えるか
  2. 原発とどちらが安いか
  3. 欧州は本当に成功しているか
  4. 洋上風力が電気料金を下げる条件

気になる方向を教えてください。

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