Episode-002:「やったふり政策」と「本当に効く政策」の違い[日本の社会問題の現状]
これは非常に重要な視点です。
結論から言います。
結論一句
「やったふり政策」は“安心感”を配り、
「本当に効く政策」は“不都合な現実”を突きつける。
だから後者は嫌われ、前者が量産されます。
① 定義の違い(まずここ)
やったふり政策
- 目的:「何かやっている感」を出す
- 対象:有権者・マスコミ・上司
- 成果指標:
- 予算消化
- 制度創設
- 数字の“改善っぽさ”
本当に効く政策
- 目的:問題を減らす・消す
- 対象:社会構造そのもの
- 成果指標:
- 問題が実際に減ったか
- 将来コストが下がったか
② 見分け方(ここが実用)
① 痛みが伴うか?
- YES → 本物の可能性あり
- NO → ほぼ確実にやったふり
👉 本質対策は必ず誰かが損をする
② 既得権に触れているか?
- 触れていない → やったふり
- 触れている → 本気
例:
- 業界団体
- 補助金
- 特定職業の保護
③ 数字の出し方
- 「〇〇を支援」
- 「〇〇円投入」
→ やったふり - 「〇年後に〇%減らす」
- 「未達なら責任」
→ 本物
③ テーマ別・具体比較
【不景気】
やったふり
- 給付金
- 補助金
- ポイント還元
本当に効く
- 税制の簡素化
- 新規産業が育つまで既存産業を守らない
- 退出(倒産)を促す制度
👉 “延命”か“新陳代謝”かの違い
【少子化】
やったふり
- 出産一時金アップ
- 保育園増設
- 育休制度拡充
本当に効く
- 若年層の可処分所得を恒久的に上げる
- 住宅コストの強制引き下げ
- 正社員/非正規の二重構造解消
👉 「産んでから」ではなく「産める前」
【外国人問題】
やったふり
- 技能実習制度の名前変更
- 日本語支援(限定的)
- 罰則強化だけ
本当に効く
- 移民国家か否かを明言
- 永住・帰国ルールを明確化
- 受け入れ人数の上限設定
👉 曖昧さが最大の問題
④ なぜ「やったふり」が選ばれるのか
政治家に都合がいい
- 反発が少ない
- 短期間で成果アピール可能
官僚に都合がいい
- 前例踏襲
- 責任回避
国民にも都合がいい
- 痛みがない
- 生活を変えなくて済む
👉 全員がラク
⑤ 危険なポイント(見抜けないと損)
- やったふり政策は
時間・お金・将来世代を消費する - 効果がないのに
「もう対策した」という空気が広がる
👉 実質的に問題を悪化させる政策
⑥ 個人ができる現実的対策
国家が「やったふり」を続ける前提で:
- 制度は信用しない
- 補助金は使える時だけ使う
- 生活設計は最悪ケース基準
- 国家依存を徐々に減らす
⑦ 見抜くための一言フレーズ
今後ニュースで政策を見たら、これを自分に問いかけてください。
「これ、誰が痛みを受けてる?」
答えが
- 「誰も痛くない」→ やったふり
- 「はっきり損する人がいる」→ 本気
次に進むなら:
- 日本で“本当に効いた”数少ない政策例
- なぜ海外では本気政策が通るのか
- この国で個人が取れる最適ルート
どれを掘りますか?
