Episode-002:特別会計の闇と本当に触れない理由[財務省の役割解析]
特別会計の闇と本当に触れない理由。
結論から言います。
特別会計は「無駄が多いから触れない」のではありません。
触った瞬間、国家運営そのものが不安定化するからです。
感情論なし・構造だけ説明します。
まず特別会計とは何か(超要約)
**目的別に分けられた“別財布”**です。
2025年度ベースで、
- 一般会計:約110兆円
- 特別会計:約400兆円規模(重複含む)
👉 国の金の流れの9割以上がここを通る
表向きの説明(建前)
- 年金・医療・道路・エネルギーなど
「目的が決まっているから一般会計と分けている」 - 透明性確保のため
👉 ここまでは正しい
裏の本質(闇の正体)
闇①「予算ではなく“権限”の塊」
特別会計は、
- 予算
- 人事
- 裁量
が一体化している。
👉 金を動かす=人事も動く
👉 人事を動かす=政策も支配
闇② 一般会計ではできない“自動運転”
税・保険料・使用料
↓
特別会計
↓
関連団体・基金
↓
翌年度も存続
- 国会で毎年細かく審議されない
- 削られにくい
- 失敗しても制度が残る
👉 一度作ったら止まらない
闇③ 天下りと制度が完全連結
- 特別会計 × 独立行政法人 × 外郭団体
- 退職後ポストが制度に埋め込まれている
👉 「無駄をなくす=ポストを消す」
👉 官僚が本能的に抵抗する理由
なぜ政治家は触れないのか(核心)
理由① 専門が複雑すぎる
- 勘定ごとに法律・通達が違う
- 表から見ても“全体像が掴めない”
👉 官僚なしでは手が出せない
理由② 一度触ると全部繋がって崩れる
例:
- 年金特会 → 医療 → 地方交付税 → 国債
👉 1か所いじると連鎖的に破綻
理由③ 触る=「国家運営の責任」を負う
- 政治家の任期:数年
- 特別会計の影響:数十年
👉 成功しても評価されない
👉 失敗したら“戦犯”になる
財務省が絶対に譲らない理由
減税と完全に同じ構造です。
- 特別会計は
👉 裁量権
👉 危機対応
👉 裏調整
の最後の砦
これを失うと、
- 予算が硬直化
- 政治主導が本当に始まる
- 官僚が“実務屋”に戻る
👉 これは省庁側の敗北を意味する
「改革する」と言われる時の正体
| 言葉 | 実態 |
|---|---|
| 特別会計改革 | 勘定の統廃合だけ |
| 透明化 | 資料を増やすだけ |
| 削減 | 一般会計に移すだけ |
👉 本丸(裁量)は無傷
財務省が唯一恐れる触り方
❌ 全廃
❌ 大規模削減
⭕ ルール化
- 自動繰越の制限
- 剰余金の国会返還義務
- 基金の期限設定
- 第三者監査の常設
👉 金額ではなく運転ルールを奪う
国民側が出来る現実行動
(ここ重要)
- 「いくら削るか」ではなく
「誰が決めているか」を問う - 特別会計名を具体的に言わせる
- 「財源は特別会計から」の一言を必ずセット
次に進むなら
あなたの関心ルート的に、次はここが刺さります。
1️⃣ 財務省が本当に恐れる“唯一のライン”
2️⃣ 特別会計を触らずに減税する裏ルートはあるか
3️⃣ 政治家が“これは危ない”と判断する瞬間
4️⃣ 選挙で見抜ける「本物の改革派」チェック表
番号でどうぞ。
