Episode-002:糖新生とは[糖尿病の基礎と対策]
糖新生(とうしんせい)とは?
**体内で“新しくブドウ糖を作る仕組み”**のことです。
食事から糖質が入ってこなくても、体は血糖を一定に保つ必要があります。そのために働く重要な代謝経路です。
どこで起こる?
- 主に 肝臓
- 一部は 腎臓
何から作るの?
糖質以外から作られます。
- アミノ酸(筋肉など)
- 乳酸(運動後)
- グリセロール(脂肪分解)
つまり
タンパク質や脂肪 → ブドウ糖 に変換されます。
いつ活発になる?
- 空腹時
- 睡眠中
- 長時間の運動
- 糖質制限中
- ストレス時
特に「朝の血糖が高い」人は、夜間の糖新生が過剰なことがあります(暁現象)。
なぜ必要?
脳や赤血球は基本的にブドウ糖を必要とします。
そのため、血糖が下がりすぎないように調整する“生命維持機能”です。
糖尿病との関係
2型糖尿病では、
- インスリンの効きが悪い
- 肝臓が糖を作りすぎる
という状態が起こります。
本来はインスリンが「もう作らなくていい」とブレーキをかけますが、
抵抗性があると 糖新生が止まらない → 空腹時血糖が高くなる、という流れになります。
よくある誤解
「糖質を食べなければ血糖は上がらない」
→ 半分正しく、半分間違いです。
糖質を減らしても、体は糖新生である程度の血糖を作ります。
50代以降で重要な理由
- 筋肉量低下 → インスリン感受性低下
- ストレスホルモン増加
- 睡眠の質低下
これらが糖新生を過剰にしやすい要因になります。
必要なら、
- 糖新生を抑える具体策
- 食事法(糖質制限の落とし穴)
- 朝血糖を下げる実践法
まで具体的に整理しますか?
