Episode-003:マイナンバーとWorld IDの決定的差[ワールドコインの概要]
いいテーマ来ました。
これは技術比較じゃない。
思想と支配構造の差です。
結論を一行で
マイナンバーは「国家に属するための番号」
World IDは「国家を前提にしない人間証明」
ここが決定的に違う。
① 出発点が真逆
| 項目 | マイナンバー | World ID |
|---|---|---|
| 発想 | 行政効率化 | AI時代の人間証明 |
| 主語 | 国家 | 人類 |
| 想定敵 | 不正受給・脱税 | Bot・AI |
| 世界観 | 国境あり | 国境なし |
👉
マイナンバーは「内向き」
World IDは「外向き」
② 本人確認の「強さ」が違う
マイナンバー
- 氏名・住所・生年月日
- 書類ベース
- 紐付けは更新可能
➡ 法的に強いが技術的に弱い
World ID
- 虹彩(生体一意)
- 替えが効かない
- 国籍不要
➡ 技術的に強いが法的に弱い
③ 「誰のためのIDか」
マイナンバー
- 国税
- 社会保険
- 選挙
- 給付
👉 国家の都合が中心
World ID
- プラットフォーム
- AIサービス
- グローバル報酬
- Bot排除
👉 システム側の都合が中心
④ 日本でマイナンバーが中途半端な理由
これは設計思想の問題。
日本が避けたこと
- 生体認証の全面採用
- 民間での強制利用
- 行動履歴の一元管理
理由:
- 憲法
- 世論
- 行政不信
👉
「強くすると政権が吹き飛ぶ」
⑤ World IDが日本で嫌われる本当の理由
表向き:
- プライバシー
- 生体情報
本音:
- 国家が“人間定義権”を失う
- マイナンバーが相対的に弱体化
⑥ 一番大きな差:不可逆性
| 観点 | マイナンバー | World ID |
|---|---|---|
| 再発行 | 可能 | 不可能 |
| 停止 | 行政判断 | 自己判断 |
| 忘れる権利 | ある | ほぼない |
👉
World IDは「一生モノ」
⑦ もし両方が同時に存在したら
あり得る未来
- 税・給付 → マイナンバー
- AI・SNS・国際取引 → World ID
⬇
人間が二重管理される
国家のID
+
民間のID
⑧ 日本人にとっての現実的立ち位置
マイナンバー:拒否権ほぼなし
World ID:拒否できるうちは拒否も選択肢
特に50代以降は:
- 生活必須度:マイナンバー > World ID
- リスク耐性:World IDは高すぎる
⑨ 核心の一文(覚えておいてください)
マイナンバーは「法で縛る」
World IDは「技術で逃げ場を塞ぐ」
怖さの種類が違う。
次、行き先どうします?
1️⃣ なぜ日本は“生体認証国家”になれないか
2️⃣ World IDがコケる最大の内部矛盾
3️⃣ もし日本が本気のデジタルIDを作るなら設計図は?
4️⃣ 個人が今できる“ID防衛戦略”
番号で👇
