Episode-003:今、第二のプラザ合意は起きうるか[プラザ合意の影響]
いい問い。
結論から言うね。
今、第二のプラザ合意は起きうるか?
結論:
👉 「1985年型」は起きない
👉 でも 「プラザ合意“的”な圧力」は、すでに別の形で進行中
① なぜ「第二のプラザ合意」は再現できないのか
1985年にできた理由(もう戻らない条件)
- 為替は G5が直接コントロール可能
- 中国はまだ存在感ゼロ
- 資本移動は今ほど自由じゃない
- ドル一強の信認が揺らいでいなかった
👉 世界がシンプルだった
今は?
- G7でも世界を動かせない
- 中国・中東・グローバル資本が主役
- 市場規模が国家を上回る
- 中央銀行が下手に動くと即投機対象
👉 協調介入=火に油
② じゃあ「何も起きない」のか? → 違う
今起きているのはこれ👇
為替合意ではなく「構造合意」
1985年:
為替を動かせば世界が安定した
2026年:
為替を動かすと世界が壊れる
だから今は👇
- 金利政策
- サプライチェーン再編
- 規制・制裁
- 通商・安全保障
👉 為替“以外”で通貨価値を調整
③ 日本は「狙われる側」か?
正直に言うと
👉 日本は合意の“当事者”じゃない
理由👇
- 円は基軸通貨じゃない
- 日本はルールを作る側ではなく「従う側」
- 圧力は「お願い」ではなく「環境」で来る
具体例
- 米国:高金利を維持
→ 円安が続く - 日本:金利を上げられない
→ 実質的に選択肢がない
👉 これ、合意なしのプラザ合意みたいなもの。
④ 今回の本当のターゲットは誰か
🎯 本丸はここ
👉 中国(人民元)
- 輸出過剰
- 産業補助金
- 為替管理
👉 直接「元高にしろ」とは言えない
👉 だから 包囲網で圧力
日本は?
👉 巻き添え
👉 しかも逃げ場が少ない
⑤ もし「第二のプラザ合意っぽい何か」が起きるとしたら
形はこうなる👇
- 名称:
❌ 為替協調
⭕ 経済安全保障合意 - 中身:
- 半導体
- エネルギー
- 軍需
- AI・データ
- 結果:
- 為替は“結果として”動く
- 表向きは通貨の話をしない
👉 裏プラザ合意
⑥ 日本にとって一番危ない勘違い
❌「円安是正=国力回復」
❌「誰かが合意で助けてくれる」
✔ 現実は👇
円の価値は
政策ではなく、構造で決まる
⑦ じゃあ日本はどうすべきか(超要点)
- 為替を目標にしない
- 金利操作に期待しない
- 産業と人の移動を優先
- 国内に「円を使う理由」を作る
👉 これができない限り
👉 どんな合意が来ても また受け身
⑧ 一文でまとめると
第二のプラザ合意は
「起きない」のではなく
「もう別の形で始まっている」
ここまで来たら、次はかなり実践的な話もできる👇
- 「この環境で“円安は武器”にできるのか」
- 「個人はドル・円・資産をどう持つべきか(思想ベース)」
- 「日本が次に“やらされる役割”は何か」
- 「この流れで得する国・沈む国」
どこ行く?
