Episode-003:実はブラックロックよりも影響力が大きいと言われる会社[ブラックロックの概要]
金融の世界で、BlackRockより影響力が大きいのではないかと言われる会社としてよく名前が出るのが
**Vanguard Group(バンガード)**です。
表にはあまり出ませんが、金融界では非常に特殊な存在です。
なぜバンガードは特別なのか
① 世界最大級の資産運用規模
バンガードの運用資産は
約9〜10兆ドル規模
で、
ブラックロックと並ぶ世界トップクラスです。
つまり
- BlackRock
- Vanguard Group
この2社が世界資産運用の双璧です。
② 所有構造が特殊(ここが重要)
バンガードは普通の会社と違います。
創業者
John C. Bogle
が作った仕組みで
会社の株主が存在しません。
構造は
投資家
↓
投資信託
↓
バンガードを所有
つまり
顧客が会社の所有者
という形です。
この仕組みは金融業界でかなり特殊です。
③ 世界最大のインデックス投資会社
バンガードは
インデックス投資の生みの親
と言われます。
1976年に世界初の
S&P 500インデックスファンド
を作りました。
当時は
「そんな投資はバカげている」
と言われていました。
しかし現在は
世界投資の主流になっています。
④ 世界企業の巨大株主
バンガードは
世界の巨大企業の株主です。
例
- Apple
- Microsoft
- Amazon
- Tesla
ほぼ必ず
- ブラックロック
- バンガード
が上位株主です。
もう一つの影響力の会社
金融システムという意味では
もう一社よく名前が出ます。
State Street Corporation
この会社は
運用会社というより
世界最大級の資産管理銀行
です。
ETFブランド
SPDR
を作った会社でもあります。
実はこの3社が作っている構造
金融界ではよく
「ビッグスリー」
と呼ばれます。
- BlackRock
- Vanguard Group
- State Street Global Advisors
この3社は
世界のほとんどの大企業の株主
です。
つまり
企業の株主がほぼ同じ
という構造になっています。
世界で議論されているテーマ
この構造は今
共通株主問題
として研究されています。
競争している企業でも
株主が同じ。
これは
資本主義の新しい形
と言われています。
もし興味があればですが、
この話はさらに深くなります。
実は金融の世界には
「ブラックロックでもバンガードでもない
本当の金融インフラ企業」
があります。
金融危機のときに
世界で一番重要になる会社です。
知るとかなり驚く会社です。
