Episode-003:日本の持ち家はどうするか[住民税の解説]

海外赴任中、日本の持ち家はどうする?

選択肢は大きく4つです。
税金・将来の資産設計・帰国予定によって最適解が変わります。


① 空き家のまま保有

メリット

  • 帰国後すぐ住める
  • 資産を維持できる

デメリット

  • 固定資産税は継続
  • 管理コスト(劣化・防犯)
  • 住民票を抜いても家は残るため、税務上の整理が必要

※長期放置は劣化リスク大。


② 賃貸に出す(よくある選択)

メリット

  • 家賃収入でローンや税金をカバー
  • 空き家リスク回避

デメリット

  • 不動産所得として日本で課税
  • 管理会社費用
  • 帰国時にすぐ住めない可能性

家賃収入は所得税・住民税の対象になります。
非居住者でも、日本源泉所得として課税されます。


③ 売却する

メリット

  • 現金化して運用できる
  • 管理リスクゼロ

デメリット

  • 譲渡益課税
  • 帰国時に再購入コスト

自宅売却なら
居住用財産の3,000万円特別控除
が使える可能性があります(条件あり)。

※海外転出後でも一定期間内なら適用可能。


④ 家族だけ日本に残す

この場合は
本人が海外でも、家族が日本に居住していると
税務上の居住者判定が複雑になります。

「生活の本拠」が日本と判断されると
非居住者扱いにならないケースもあります。


50代の場合の現実的視点

この年代は:

  • 住宅ローン残債
  • 老後資金
  • 相続対策
  • 退職金のタイミング

が絡みます。

もし

  • ローン残あり
  • 帰国予定あり(数年)
  • 地価が上昇エリア

なら「賃貸」が多いです。

永住予定なら「売却」も有力。


判断に必要なポイント

教えていただければ具体的に計算します:

  • ローン残高
  • 想定家賃
  • 帰国予定年数
  • 購入価格と現在の推定価格
  • 家族は帯同か残留か

条件次第で、税金が数百万円変わることもあります。

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