Episode-003:減税政策の背景(日本の消費税の逆進性など[減税日本・ゆうこく連合]
では、**「なぜ減税(特に消費税)が争点になるのか」**を、背景から順に整理します。
原口一博氏の新党が強調する論点とも重なります。
結論から言うと
日本の消費税は「景気を冷やし、弱い人ほど重くのしかかる税」になっている
——これが「逆進性」の本質です。
① 消費税の「逆進性」とは何か
● 逆進性の意味
収入が低い人ほど、収入に占める税負担割合が高くなること。
具体例
| 年収 | 生活費 | 消費税負担率 |
|---|---|---|
| 年収200万円 | 180万円使う | 約9% |
| 年収1,000万円 | 400万円使う | 約4% |
👉 収入が低い人ほど
- ほぼ全額を生活費に使う
- 逃げ場なく消費税を払う
=「生活税」「生存税」になる
② 日本の消費税が特に問題視される理由
① 税率が高い(10%)
- 食品・日用品・光熱費すべてにかかる
- 欧州のような「高福祉国家」ではないのに税率だけ高い
② 社会保障に全額使われていない
政府説明:
「消費税は社会保障のため」
実態:
- 国債返済
- 一般財源
- 行政コスト
にも回っている
👉 使途が不透明
③ 中小企業・自営業への打撃
インボイス制度とのセット
- 消費税を「預かり金」ではなく実質コストとして負担
- 価格転嫁できない事業者が多数
結果:
- 廃業
- 賃金抑制
- 雇用縮小
👉 地域経済が痩せる
④ 消費税は「景気破壊税」
日本の過去30年を見ると:
- 1997年:消費税3→5% → 景気後退
- 2014年:5→8% → 実質賃金低下
- 2019年:8→10% → 消費冷え込み
👉 上げるたびに景気が悪化
これは偶然ではありません。
⑤ 原口氏・減税派の基本ロジック
原口氏や減税日本が主張する考え方はシンプルです。
基本構造
- 国民の手取りを増やす
- 消費が回る
- 企業が儲かる
- 税収は結果として増える
👉 「取ってから配る」より「最初から取らない」
⑥ 「財源はどうするのか?」への答え
減税派の主な主張:
- 無駄な特別会計・補助金の整理
- 天下り・中抜き構造の是正
- 景気回復による自然増収
- 国債発行(自国通貨建て)
※ここは賛否が分かれる部分ですが、
「増税しかない」というのは一つの思想に過ぎないという立場です。
⑦ なぜ今「消費税」が再び争点なのか
- 実質賃金は下がり続けている
- 高齢者・年金世代・現役世代すべてが苦しい
- 物価高(インフレ)と消費税が同時進行
👉 「これ以上取ると生活が壊れる」ラインに来ている
まとめ(超重要)
- 消費税は
低所得者ほど重い「逆進的な税」 - 日本では
景気抑制+生活圧迫+中小企業破壊の三重苦 - 原口一博氏の新党は
👉 この構造自体を変えようとしている
次に進むなら
- 「減税は本当に可能か?」
- 「他国はどうしているか」
- 「自民・立憲・国民民主との決定的違い」
どれを深掘りしますか?
