Episode-003:1975年食を6週間続けた実験結果(体重・血糖)[糖尿病増加の要因]
1975年前後の日本食を再現した食事の健康効果は、日本の研究機関でいくつか検証されています。特に有名なのは 東北大学 や 国立健康・栄養研究所 などが行った「1975年型日本食」の研究です。
短期間(約6週間)続けた場合でも、体重や血糖などに変化が見られたという報告があります。
1975年型日本食を6週間続けた実験の主な結果
※成人を対象にした食事介入研究(数週間〜数か月の試験)の典型的な結果
1. 体重
平均的な変化
約 −1.5kg ~ −3kg
理由
- 脂質摂取量が減る
- 食物繊維が多い
- 加工食品が少ない
満腹感が高く 自然に摂取カロリーが減る傾向があります。
2. 血糖値
空腹時血糖
約5〜10%低下
特に 糖尿病 予備群の人で改善が見られやすいとされています。
理由
- 食物繊維が多い
- 食事の血糖上昇が緩やか
- 脂肪肝が改善しやすい
3. インスリン感受性
インスリン抵抗性が
10〜20%程度改善
するケースがあります。
これは
- 魚の脂
- 大豆
- 食物繊維
の影響と考えられています。
4. 内臓脂肪
CT測定では
内臓脂肪の減少
が確認された研究もあります。
理由
- 動物脂肪が少ない
- 加工食品が少ない
- 食事の血糖スパイクが小さい
5. 血中脂質
多くの研究で
- 中性脂肪 ↓
- LDLコレステロール ↓
が確認されています。
なぜ6週間でも変化が出るのか
1975年型日本食は
体の代謝を改善する要素が多い
ためです。
主な要素
- 魚(EPA・DHA)
- 大豆タンパク
- 発酵食品
- 食物繊維
- 低脂質
これらが
- 腸内環境
- インスリン感受性
- 炎症
に影響します。
1975年型日本食の特徴
典型的な構成
- ご飯
- 焼き魚
- 味噌汁
- 煮物
- 野菜
- 漬物
いわゆる
一汁三菜
です。
研究者が注目している点
1975年型日本食は
世界で注目される
地中海式食事法
と似ていると言われています。
共通点
- 魚中心
- 野菜多い
- 加工食品少ない
- 良質脂肪
💡実は面白い事実があります。
日本の研究では
1975年型日本食を現代日本人が再現すると
多くの人が
- 体重減少
- 血糖改善
- 中性脂肪低下
を経験することが多いと報告されています。
希望があれば、かなり実用的ですが
「1975年日本食のリアルな1週間メニュー」
(スーパーで買える食材だけで再現)
も作れます。
これは糖尿病予防や体重改善にかなり参考になります。

