Episode-003:FBIとNSAの違い[FBIの役割と特徴]
いいとこ突くね。
FBIとNSAの違いは、「捜査」と「盗聴」を分けたアメリカの核心設計そのもの。
結論を一行で
- FBI=人を捕まえる組織
- NSA=通信を全部見る組織
この2つは役割も思想も全然違う。
まず超ざっくり
| 項目 | FBI | NSA |
|---|---|---|
| 正式名 | 連邦捜査局 | 国家安全保障局 |
| 主な役割 | 捜査・逮捕 | 通信傍受・暗号解析 |
| 活動対象 | 人・組織 | データ・通信 |
| 逮捕権 | あり | なし |
| 裁判向き | ◎ | ✕ |
役割の決定的違い
🕵️ FBI
- テロ・スパイ・犯罪を立件する
- 証拠は裁判で使える必要あり
- 令状・手続き重視
- 「この人が犯人だ」を証明する組織
📡 NSA
- 世界中の通信を常時収集
- 電話・メール・SNS・暗号通信
- 令状不要レベルの包括収集
- 「何か怪しい動きがある」を察知する組織
👉 NSAは“黒い箱”。
中身は基本、国民にも議会にも見えない。
思想の違い
FBIの世界
- 法律 > 国家安全
- 証拠が弱ければ諦める
- 違法収集は即アウト
NSAの世界
- 国家安全 > 法律の細部
- グレーゾーン上等
- 情報は「量」が正義
なぜ分けているのか
もしNSAが逮捕権を持ったら?
- 盗聴した内容
- 裁判で使えない情報
- でも国家安全を理由に拘束
👉 完全な秘密警察の完成。
だからアメリカは👇
- NSA:集めるだけ
- FBI:合法的に裏取りして逮捕
という二段構えにしてる。
実際の連携は?
現実はこう👇
- NSAが「怪しい通信」を察知
- FBIに「ヒント」だけ渡す
- FBIが令状を取って捜査
- FBI名義の証拠を作り直す
※NSA情報そのものは法廷に出ない。
日本と比べると(ここ重要)
- 日本
- NSA相当:実質なし(通信傍受は限定的)
- FBI相当:なし
- 結果
- 初動が遅い
- 見えてからしか動けない
一言で刺すなら
NSAは「未来を予測する耳」
FBIは「今を裁く手」
次は
- 「NSAは日本の通信も見てるのか」
- 「スノーデンは何を暴露したのか」
- 「日本がNSA型組織を持てない理由」
どれ行く?
