Episode-004:エストロゲン濃度を上げる食品[乳がん増加の理由]
体内のエストロゲン(女性ホルモン)濃度に影響すると言われる食品はいくつかあります。ただし、多くの場合は**「体内ホルモンを直接増やす」というより、似た働きをする成分(植物性エストロゲン)を含む**という意味です。
① 大豆食品(代表的)
最も有名なのが大豆です。
含まれる成分
- イソフラボン
これは体内で
Phytoestrogen
(植物性エストロゲン)として働きます。
主な食品
- 豆腐
- 納豆
- 味噌
- 豆乳
ただし特徴は
エストロゲンが低い人では補う方向に働き、
高い場合は逆に弱める作用もあると考えられています。
② 亜麻仁(フラックスシード)
亜麻仁には
- リグナン
という植物エストロゲンが多く含まれます。
主な食品
- 亜麻仁油
- フラックスシード
研究では
乳がんリスクを下げる可能性も示唆されています。
③ ゴマ・ナッツ類
これらもリグナンを含みます。
食品例
- ゴマ
- アーモンド
- クルミ
植物エストロゲン作用がありますが、
影響は比較的穏やかです。
④ 牛乳・乳製品
牛乳には微量の
- エストロゲン
- プロゲステロン
が含まれることがあります。
ただし
- 量は非常に少ない
- 消化で分解される
ため、人体への影響は
かなり小さいと考えられています。
⑤ アルコール
食品ではありませんが、重要な要因です。
アルコールは
- 肝臓でのホルモン代謝を変える
- エストロゲン濃度を上げる可能性
があるとされています。
まとめ
エストロゲン様作用がある食品
- 大豆食品(イソフラボン)
- 亜麻仁(リグナン)
- ゴマ・ナッツ
- 牛乳・乳製品(微量)
- アルコール(体内濃度上昇)
ただし研究では、
大豆食品はむしろ乳がんリスクを下げる可能性も指摘されています。
もし興味があればですが、
実は研究者がかなり注目しているテーマがあります。
「なぜ日本女性は大豆を多く食べるのに乳がんが増えたのか」
ここには
- 食生活の大きな変化
- 日本人特有のホルモン環境
が関係している可能性があります。
この話はかなり興味深いです。
