Episode-004:日本が多い本当の理由(制度)[食品添加物の知識]
日本で食品添加物が多い本当の理由。
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これは「日本の食品が危険だから」ではありません。
👉 制度設計そのものが“多く使える国”になっているのが本質です。
1️⃣ 日本の食品添加物制度の基本構造
日本は 「指定制」 を採用しています。
🔹 指定制とは
- 国が「安全と評価したものは使用OK」
- 原則:禁止ではなく、許可されたら自由に使える
👉 この時点で
「予防」より「利便性」寄りの制度です。
2️⃣ 日本が突出して多くなる4つの制度的理由
①【ポジティブリストが“広すぎる”】【最大要因】
- 日本:約1,500種類以上(指定+既存+天然)
- EU:約300種類前後
📌 日本は
「危険が証明されない限りOK」
EUは
「安全が完全に確認されるまでNG」
👉 思想が真逆
②【既存添加物が“そのまま残った”】【戦後の名残】
- 明治〜戦前から使われていた添加物を
- 再評価せず「既存」として存続
例:
- 古い合成色素
- 製造工程由来の添加物
👉 「昔から使っている=安全」という前提
③【加工助剤・キャリーオーバー非表示】
日本特有の抜け道。
🔸 表示しなくていいもの
- 製造途中で使われた添加物
- 原料に含まれていた添加物
👉
実際は入っているが、表示に出ない
EUでは表示義務があるものも多い。
④【業界と行政の距離が近い】
- 食品メーカー
- 厚労省
- 学識経験者
この三者で制度が回る。
👉
「禁止」より「使用条件付き容認」になりやすい
3️⃣ なぜ国民は問題にしないのか
🇯🇵 日本人特有の背景
- 食中毒を極端に恐れる文化
- 見た目・均一性を重視
- 「国がOKなら大丈夫」という信頼
👉
腐らない・安定・便利が正義
4️⃣ EUとの決定的な違い(思想)
| 日本 | EU |
|---|---|
| 科学的証明重視 | 予防原則 |
| 危険証明までOK | 安全証明までNG |
| 自己管理前提 | 国が先に止める |
| 表示は最低限 | 表示は最大限 |
5️⃣ 「日本は実験場」は本当か?
❌ 陰謀論
⭕ 制度上、先に許可しやすい国
- 問題が起きたら規制
- 影響が長期の場合は気づきにくい
👉 結果として
使われ続ける添加物が多い
6️⃣ では日本でどう生きるか(現実解)
50代以降の最適解はこれ👇
✔ 国に任せすぎない
✔ 全部は避けない
✔ 「日常摂取」を減らす
実践ルール
- 加工肉は常食しない
- 常温長期保存は避ける
- 原材料が短い食品を選ぶ
- 色・香りが不自然なら戻す
7️⃣ ひとことで結論
日本は
「使える自由」が大きい国
だから必要なのは
禁止ではなく“選択力”
次に進めるなら:
- 📌「海外では禁止・日本OKの具体例」
- 📌「表示されない添加物の正体」
- 📌「日本のコンビニでの安全戦略」
- 📌「50代以降の添加物リスク管理表」
図解・一覧画像にもできます。
