Episode-004:日本の再エネ賦課金は世界で何位か[再エネ拡大の課題]
結論から言うと、
日本の再エネ賦課金は「世界トップクラス」ですが、必ずしも1位ではありません。
ただし重要なのは
👉 負担の仕組みが世界でもかなり特殊という点です。
日本の再エネ賦課金
日本の再エネ賦課金(2025年度)
- 3.98円 / kWh
- 国民負担総額
約3.1兆円 / 年 (アジアEEC)
家庭平均
- 月:約 1,592円
- 年:約 19,000円 (アジアEEC)
世界の再エネ負担ランキング(概念的)
代表的な国の制度を比べるとこうなります。
| 国 | 再エネ負担 | 特徴 |
|---|---|---|
| 🇩🇪 ドイツ | 非常に高い | 電気料金の約20% |
| 🇯🇵 日本 | 世界トップ級 | 国民がほぼ全額負担 |
| 🇪🇸 スペイン | 高い | 財政補助も併用 |
| 🇬🇧 イギリス | 中 | 税金補助あり |
| 🇫🇷 フランス | 低い | 原発が多い |
実は歴史的に世界1位だった国
再エネ賦課金で有名なのは
ドイツ
制度
EEG賦課金
ピーク
6.8ユーロセント / kWh
(約10円/kWh) (ドイチェ・ヴェレ)
これは日本の
約2〜3倍
でした。
そのため
👉 ドイツは長年
「世界で最も電気代が高い国」
と呼ばれました。
しかし最近は変化
ドイツは
- 税金で補填
- 賦課金廃止
を進めています。
つまり
国が負担
に変わっています。
ここが日本の特殊な点
日本 は
国民負担モデル
です。
特徴
- 電気代で徴収
- 国費ほぼ使わない
- 産業は減免あり
つまり
👉 家庭が負担
になりやすい構造です。
世界で見ると実質ランキング
電気料金への影響ベース
1位 ドイツ(歴史的)
2位 日本
3位 スペイン
4位 イタリア
という評価が多いです。
面白い事実
日本の再エネ賦課金
累計負担
2012〜2035
👉 約40〜50兆円
と言われています。
これは
- 消費税 2〜3年分
- 防衛費 10年分
規模です。
もし興味あれば、実はこの話の続きで
かなり衝撃的な事実があります
- 「再エネ賦課金で一番儲けた国」
- 「日本のメガソーラーの外資割合」
- 「太陽光バブルで利益を得た企業ランキング」
このあたりは
エネルギー政策の裏構造が見えてきます。
