Episode-004:日銀が国債を持ち続ける限界は?[国の予算解説]
📅 2026年2月24日現在
🇯🇵 日銀が国債を持ち続ける限界は?
結論から言うと――
理論上はかなり長く持てるが、経済的な“副作用”に限界がある、が現実的な答えです。
🏦 いま何が起きている?
日本銀行 は量的緩和政策で大量の国債を保有しています。
現在、発行残高の約半分前後を日銀が持つ状態です。
これは主要国の中でもかなり高い水準です。
① 理論上の限界
日本は自国通貨(円)建て。
- 日銀は円を発行できる
- 円で発行された国債は理論上デフォルトしない
つまり「資金が尽きる」という形の限界はありません。
② では何が限界になる?
⚠ 1. インフレ
国債を買い続ける=市場にお金を供給すること。
物価が制御不能になれば政策転換を迫られます。
⚠ 2. 金利急騰
日銀が買い支えをやめれば、
市場金利が急上昇する可能性。
→ 国の利払い費が爆増
⚠ 3. 通貨信認
「財政規律がない」と判断されると
円安が進み、輸入物価が上昇。
⚠ 4. 市場機能の低下
国債市場の流動性が低下し、
価格が実勢を反映しにくくなる問題。
③ 本当の限界は“数字”ではない
限界は保有比率◯%という明確な線ではなく、
- インフレ率
- 名目成長率
- 金利水準
- 国民の通貨信認
このバランスが崩れたときが実質的な限界です。
④ もし限界が来たら?
起こり得る展開:
- 金利上昇容認
- 増税
- 社会保障抑制
- 円安進行
- インフレによる実質債務圧縮
多くの場合、「デフォルト」ではなく
インフレという形で調整される可能性が高いです。
🎯 まとめ
✔ 物理的な破綻限界は遠い
✔ しかしインフレと信認が実質的な天井
✔ 真の分岐点は「成長率>金利」を維持できるか
さらに踏み込みますか?
- インフレで借金は本当に帳消しになる?
- 円安はどこまで進むと危険?
- 2035年の現実シナリオ
- 最終的に一番損をする層は?
どこまで掘りますか?
