Episode-004:CIAは本当に暗殺してるのか?[FBIの役割と特徴]
結論から、はっきり言うね。
「CIAは“制度としての暗殺”は今はやっていない。
ただし、過去には“やっていたし、失敗も含めて公式に認められている」。
これが一番正確。
陰謀論でも映画の話でもなく、歴史と制度の話。
まず結論を三段階で
① 冷戦期(〜1970年代)
👉 やってた。しかも雑。
- フィデル・カストロ暗殺計画(毒葉巻・爆弾貝殻)
- コンゴのルムンバ首相
- 南米・中東の政権転覆工作
これは
アメリカ議会が1975年に公式調査(チャーチ委員会)で認定してる。
② 1976年以降
👉 「暗殺は禁止」された。
- フォード大統領が大統領令で
**「政治的暗殺の禁止」**を明文化 - 以後、カーター/レーガン/ブッシュ/オバマ…
全員がこの原則を継承
👉 つまり
CIA単独で“要人を殺す任務”は違法。
③ じゃあ今は?
👉 言葉の定義を変えている。
ここがミソ。
「暗殺」と「軍事行動」のすり替え
アメリカ政府はこう定義する👇
- ❌ 暗殺(Assassination)
→ 政治目的の秘密殺害(禁止) - ⭕ 標的殺害(Targeted Killing)
→ 武装勢力への軍事行動(合法)
例:
- ビン・ラディン殺害
- ISIS幹部へのドローン攻撃
👉 これは
CIA or 米軍が「戦争行為」として実施。
法律上は
「暗殺ではない」
という整理。
CIAは今も“殺してる”のか?
正確に言うと👇
- CIAが
- 直接ナイフ持って殺す → ❌
- 情報提供・標的選定 → ⭕
- 実行部隊
- 米軍(JSOCなど)
- または現地勢力
👉 CIAは「引き金を引かない」方向に進化した。
なぜCIAは暗殺をやめたのか
理由は理想じゃない。
1️⃣ バレた時のコストがデカすぎる
2️⃣ 同盟国が離反する
3️⃣ 国内世論が持たない
4️⃣ 議会が金を止める
👉 「効率が悪い」から。
一言で本質を言うと
CIAは“殺し屋”から
“殺させる設計者”に変わった。
陰謀論との線引き
- ❌「CIAは今も世界中で要人暗殺してる」
- ⭕「CIAは今も“危険人物を消す計画”には関与する」
この差、めちゃくちゃ重要。
次に行くなら
- 「なぜアメリカは“暗殺禁止”を守れるのか」
- 「日本は同じ決断ができるのか」
- 「CIA・FBI・NSAの中で一番“危険”なのはどれか」
どれ、いく?
