Episode-005:それでも政治家が飲める最低限の妥協案[緊急事態条項の議論]
いいですね、ここは現実ラインの話。
理想論を全部載せると絶対に通らないので、政治家が“渋々でも飲める”最低限に絞ります。
結論先出し(超要約)
**政治家が飲める妥協案は、
「権限は渡すが、責任は“分散・自動化”する設計」**です。
👉 個人に責任が直撃しない形にする。
これが通過条件。
政治家が飲める「最低限の5点セット」
① 自動失効は入れる(ただし短すぎない)
OKライン
- 発動後:30日 or 60日で自動失効
- 延長には国会承認
なぜ飲める?
- 「期限が来たから失効」は個人判断じゃない
- 責任が“制度”に分散される
❌ NG:
- 7日失効(短すぎて現場が死ぬ)
- 無期限(国民が死ぬ)
② 延長は「特別多数」だが“1回だけ”
OKライン
- 2/3などの特別多数
- 延長は1回まで
なぜ飲める?
- 無限延長の批判を回避
- 「恒久化」を避けた実績が残る
👉 政治家は
「制限をかけた」という履歴が欲しい。
③ 国会の解除権は入れる(ただし集団決定)
OKライン
- 国会の過半数 or 特別多数で解除可能
- 個人議員の単独発議ではない
なぜ飲める?
- 解除の責任が集団化
- 「あの人が止めた」が起きにくい
④ 司法は“即時差止め”ではなく「迅速審査」
ここが最大の妥協点。
OKライン
- 即日差止め ❌
- 短期集中審査(例:10日以内) ⭕️
なぜ飲める?
- 政治判断を即止められる恐怖がない
- でも「無制限」ではない
⑤ 事後検証は「自動レビュー+報告義務」
OKライン
- 第三者委員会(任命制)
- 国会への報告義務
- 個人処罰までは書かない
なぜ飲める?
- 失敗=即クビ、を避けられる
- でも「やりっぱなし」ではない
政治家心理で見る「これなら飲める理由」
この妥協案は👇を満たします。
- ❌ 個人名で断罪されない
- ⭕️ 制度判断として処理できる
- ⭕️ 記者会見で説明しやすい
- ⭕️ 与党内対立を最小化
- ⭕️ 次の選挙で致命傷にならない
👉 責任は曖昧にしつつ、暴走だけ防ぐ
国民側から見た評価(重要)
正直に言うと:
- 理想的ではない
- でも
「止まらない条項」より100倍マシ
最低限ここが入れば👇
- 常態化はしにくい
- 歴史的な地雷は一応避けられる
- 次の改良余地が残る
1行でまとめると
政治家が飲めるのは
「責任を個人に集中させないブレーキ設計」
国民が飲める最低条件は
「自動で止まる仕組みがあること」
この重なり部分が、唯一の合意点。
次に行くなら:
- 国民が最低限要求すべき「3行修正」
- この妥協案すら拒む政治家の見分け方
- 実際の改憲案を“赤入れ”するとどうなるか
どれ、行きます?
