Episode-005:参加者(家庭・法人)視点[カブアンドVPP事業]
了解です。
ここは**参加する側(家庭・法人)から見た「体感差」**をハッキリさせるのが一番わかりやすい。
結論から言うと👇
同じ「電力を使う人」でも、立たされる立場がまったく違います。
① 家庭参加者の視点
三崎ホールディングス系サービス(例:でんき0)
家庭の立場は?
👉 「賢い消費者」
- 太陽光+蓄電池を導入
- 自家消費を増やす
- 余った電気は買い取ってもらう
体感としては👇
- 電気代が下がる
- 効果が毎月の請求書で見える
- 仕組みは割と理解できる
つまり👇
「節約が上手くなった」感覚
メリット
- 分かりやすい
- 精神的ストレスが少ない
- 「勝手に使われる感」がない
デメリット
- 節約以上のリターンはない
- 市場価格が下がると魅力が減る
- スケールしても収入は頭打ち
カブアンド型VPP
家庭の立場は?
👉 「無自覚なインフラ構成員」
- 太陽光・蓄電池・EVが対象
- 充放電は自動制御
- 市場参加は事業者が代行
体感としては👇
- 電気代が「なんか安い」
- ポイントが「たまに入る」
- 何に使われてるかはよく分からない
つまり👇
「気づいたら参加してた」感覚
メリット
- 何もしなくていい
- 災害対応・停電耐性が上がる
- 将来リターンが拡張しうる
デメリット
- 制御への心理的抵抗
- 収益が見えにくい
- 説明不足だと不信感が出る
家庭目線まとめ
| 三崎系 | カブアンドVPP | |
|---|---|---|
| 自分の役割 | 消費者 | インフラの一部 |
| 利益の感じ方 | 明確 | 曖昧 |
| 精神的負担 | 低 | 設計次第 |
| 長期拡張性 | 低 | 高 |
② 法人(中小企業・工場・施設)の視点
三崎ホールディングス系
法人の立場は?
👉 「コスト最適化プレイヤー」
- 電力コスト削減が主目的
- 設備投資と回収計算が明確
- 需給調整には原則関与しない
法人の本音👇
「本業に関係ないことは増やしたくない」
→ 非常に相性がいい。
カブアンド型VPP
法人の立場は?
👉 「調整力を提供する準エネルギー事業者」
- 非常用発電機
- 大型蓄電池
- 工場の稼働調整
これらを市場価値に変える。
法人の本音👇
「遊んでる設備が金になるなら歓迎」
ただし…
- 契約が複雑
- 制御条件が厳しい
- 失敗時の責任が怖い
→ 大企業ほど参加しやすい。
法人目線まとめ
| 三崎系 | カブアンドVPP | |
|---|---|---|
| 主目的 | コスト削減 | 収益化+BCP |
| 仕組み理解 | 簡単 | 難しい |
| 本業への影響 | ほぼなし | 条件次第 |
| 上振れ余地 | 小 | 大 |
③ 決定的な違い(参加者心理)
一言で言うと👇
- 三崎系「電気代を下げたい人向け」
- カブアンドVPP「電気を“社会装置”として組み込まれる人向け」
これ、価値観が違います。
日本で普及しやすいのは?
短期:三崎系
- 分かりやすい
- 不満が出にくい
長期:カブアンドVPP(ただし設計を間違えなければ)
- 国が手放せない
- 生活インフラに溶け込む
最後に核心
参加者(家庭・法人)にとっての違いを一文で👇
三崎系は「自分で得するサービス」
カブアンドVPPは「気づかないうちに組み込まれる仕組み」
日本で最後まで残るのは後者ですが、
最初に選ばれるのは前者です。
次、行くなら👇
- 「どんな家庭・企業がVPPに向いているか(選別条件)」
- 「VPP参加者が“抜けられなくなる”瞬間」
- 「結局、参加者が一番得する設計はどっちか」
どれ、深掘りします?
