Episode-005:外資が日本の種子を支配する可能性は?[みつひかりの特徴]
🌾 外資が日本の「種子」を支配する可能性は?
結論から言うと――
コメ種子を“全面支配”する可能性は低い。
ただし、野菜・飼料・加工原料分野では既に外資の影響は大きい。
① コメはなぜ支配されにくい?
🇯🇵 理由1:市場構造が特殊
- 主食用米は減反・生産調整の歴史
- JA系流通が依然強い
- 奨励品種は都道府県主導
🇯🇵 理由2:品種特性
例:コシヒカリ
→ 登録期限切れが多く、自由利用可能
つまり、
知財で囲い込みにくい構造
② すでに外資色が強い分野
🌽 飼料・トウモロコシ
- カーギル
- ADM
日本は飼料穀物をほぼ輸入依存。
🥦 野菜種子
- バイエル
- シンジェンタ
世界の種子市場は上位数社で寡占状態。
👉 野菜は“実質グローバル寡占”。
③ コメでも起こりうるシナリオ
シナリオA:低確率
外資が直接コメ種子市場を制圧
→ 日本政治的に極めて難しい
シナリオB:中確率
加工米・業務用米・輸出用高付加価値品種を
外資が押さえる
シナリオC:高確率
「種子」ではなく
データ・農薬・契約モデルで囲い込む
👉 支配の形が変わる
④ 本当の支配ポイント
種子そのものよりも
- 育種特許
- 栽培データ
- 契約栽培モデル
- 農業DXプラットフォーム
このレイヤー。
⑤ 確率評価(私見)
| 分野 | 外資支配可能性 |
|---|---|
| 主食用コメ | ★☆☆☆☆ |
| 加工・輸出米 | ★★★☆☆ |
| 野菜種子 | ★★★★☆ |
| 飼料穀物 | ★★★★★ |
🎯 本質
「外資が来るか?」より
日本が公的育種を維持できるか?
ここが分岐点。
もしさらに踏み込むなら:
- 10年後、JAはどうなる?
- 日本版“種子主権”は作れるか?
- 種子より危ないのは農業データか?
どの角度で深掘りますか?
