Episode-005:官僚はなぜ失敗しても責任を取らないのか[政治家と官僚の違い]
今日は 2026年2月22日 です。
官僚はなぜ「失敗しても責任を取らない」ように見えるのか
まず前提として、
懲戒や更迭がゼロというわけではありません。
しかし国民から見ると
「大きな政策失敗でも誰も辞めない」
と感じやすい構造があります。
それは“制度設計”の問題です。
① 法的責任の主体が政治家だから
日本は議院内閣制。
最終決定権は大臣にあります。
つまり法律上の責任主体は
政治家
官僚は「補佐機関」という位置づけ。
たとえば
財務省
が政策原案を作っても、最終決裁は大臣。
そのため制度上は
「官僚の政策失敗」という概念が成立しにくい。
② 組織責任が“個人責任”にならない
官庁はチーム制。
- 課
- 局
- 省
で合議的に決める。
そのため
誰が決めたのか曖昧
になりやすい。
結果として
個人の首が飛びにくい。
③ 天下り・異動文化
問題が起きると
- 早期退職
- 別ポストへ異動
- 外郭団体へ転出
という形で“静かに処理”される場合がある。
公に罰せられないため、
「責任を取っていない」印象になる。
④ 政治側も本気で追及しない
強く追及すると
- 行政が非協力的になる
- 情報が出てこなくなる
ため、政治家もバランスを取る。
結果、
追及が中途半端になる
⑤ 官僚文化の本質
官僚は
- 法令遵守
- 前例踏襲
- リスク回避
を重視する。
つまり
「挑戦して失敗」より
「前例通りで小さく守る」
が評価されやすい。
この文化自体が
大きな個人責任を生みにくい
では本当に無責任なのか?
実際には
- 出世コースから外れる
- 局長・次官になれない
- 事実上の更迭
という“内部的ペナルティ”は存在する。
ただしそれは国民には見えない。
本質
問題は
官僚が責任を取らないこと
ではなく
責任の所在が国民に見えないこと
透明性の問題。
もしさらに踏み込むなら:
- 官僚の責任制度を強化すると何が起きるか
- 政治家の方が実は責任を取っていないのでは?
- 検察と官僚の関係はどうなっているのか
どこまでいきますか?
