Episode-005:月の「裏側」が表側と全く違う姿[月は人工物?]

月の裏側は、私たちが普段見ている表側とは**「別の天体かと思うほど」**見た目が違います。

表側にはウサギの模様に見える黒い「海」が広がっていますが、裏側はゴツゴツした白い「高地」ばかりで、海がほとんどありません。また、裏側のほうがクレーターが圧倒的に多く、地殻も厚いことが分かっています。

この「月の二面性」の理由は、長年天文学の大きな謎でしたが、最新の研究ではいくつかの有力な説が挙げられています。


1. なぜ見た目がこれほど違うのか?

主な違いをまとめると以下のようになります。

特徴表側(地球側)裏側(反対側)
主な地質広大な「海」(玄武岩の平原)白い「高地」(斜長岩の山地)
地殻の厚さ薄い(約48km)厚い(約74km)
地形比較的平坦クレーターだらけで起伏が激しい

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2. 裏側に「海」がない理由

月の「海」は、かつて巨大な隕石が衝突した跡に、地下からマグマが噴き出して固まった場所です。

  • 地殻の厚さの差: 裏側は表側に比べて地殻が非常に分厚いため、隕石が衝突しても地下のマグマまで届きにくく、溶岩が地表に溢れ出すことがほとんどありませんでした。
  • 地球からの熱: 月が形成されたばかりの超高温時代、地球もまだドロドロのマグマの状態でした。地球に近い表側は地球からの熱放射を受けて冷めにくかったのに対し、裏側は宇宙の寒さにさらされて早く冷え固まり、その分地殻が厚くなったと考えられています。

3. 最新の説:巨大衝突の影響

2020年以降の最新研究(中国の探査機「嫦娥6号」のサンプル解析など)では、別の視点も注目されています。

  • 放射性元素の偏り: 表側には「プロセラルム盆地」という領域があり、そこに熱を発する放射性元素(ウランやトリウムなど)が集中していました。この熱が表側の火山活動を長引かせ、多くの「海」を作ったという説です。
  • もう一つの月の衝突: かつて地球には2つの月があり、それらが低速で衝突・合体したことで、片側の地殻が極端に厚くなった(裏側になった)というユニークな説もあります。

まとめ

月の裏側がクレーターだらけで白いのは、**「地球の熱から守られ、早く冷えて分厚い殻を作ったため、内部の溶岩が出てこられなかったから」**というのが現在の主要な説明です。

Why the moon’s near and far sides look different

この動画では、月が常に同じ面を向けている理由と、それによって表と裏でどのような環境の違いが生まれたのかを分かりやすく解説しています。

月の裏側は、地球からの電波が遮断されるため「宇宙観測の聖地」とも呼ばれています。裏側の探査や基地建設の計画についても興味がありますか?

[Tonight is the Mid-Autumn Moon] Lunar trivia you should know! Why can’t we see the far side of t… – YouTube

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